Marsworld―悠々徒然

Marsworld―悠々徒然

Vancouver Island編 (2)



Vancouver Island・島巡り珍道中 (2)


第二日目 2005.04.02 (Sun)



PacificRim

■Road Map 道路地図

*********************


■Pacific Rim National Park
 パシフィックリム国立公園

海


海2

バンクーバー島の西海岸、トフィーノから
ポート・レンフリューまでの約125kmをカバーする
広大な海洋国立公園

*********************




■Tofino トフィーノ 

バンクーバー島西岸に位置するリゾート地・・・・・
パシフィックリム国立公園の一角
数十キロにも及ぶ美しい砂浜の
ロングビーチが続いている
アーティストを引き寄せる独特の風情と
熱帯雨林など自然に恵まれた風景が魅力
近郊の海はホエールウォッチングの
メッカとしても有名

*********************



The Peak/The Wickaninnish Inn




さて。昨夜の嵐は何とか収まってくれたようだ。
恐る恐るカーテンを開くと、幽かだが青空が見えるぢゃないか。
よしよし。
ということで、昨日おばあちゃんが言ったとおり部屋に鍵を置いてチェックアウト。
簡単で好いねぇ。

今日の予定は・・・・
いったいどうなってるんだ?
宿はTofinoのどこか、とだけは決まっている。
それだけ。あとは・・・どうするんだ?
「ハイキングしましょう」
とM嬢。K嬢だって当然賛成。私も・・・これは従うのみ。

「簡単なコースらしいですよ」
なるほどねぇ。
このあたりで、まずまず有名どころのトレッキングへいざ出発。

「あの・・・朝ごはんは?」
「・・・・・・・・・・」
「いやいいんだ。別に・・・・・」

何とかトレッキングの入り口を見つけて。レッツらゴー!

ますます。お天気は回復してくれて。これがなんとも気持ち良い。
空は青さを増してくれて。風も爽やか。何て、清々しいんだ!
渋っていたわりに、一番喜んでいたのは私かもしれない。
とにかく。波の素晴しいことと言ったら。ない。
これは、ここで、見るもんなんだ。と、実感。
植生はバンクーバー(メインランド)とも違うようだ。
半島のような所をぐるっと周って。小一時間。
長いボードウォークを下り浜辺にも降り立った。
中々、少女風ひとこまであった。
当然、今度は登りになるわけで・・・ いやはや。
林の影から、豪邸なんかが覗いて見えたりして。
口々に、ああいうところで一服させてもらいたいねぇ・・・と、
今度はいささか少女風ではない発言。

出発点とはわずかにずれた地点に到着。
車に戻って、さてTofinoへ。

今晩のお宿の件もそうだが。
差しあたって、ハングリー。ベリーベリーハングリー。
ということで、道中ヨサゲナ所に入りランチを取ることに。
とは言え。今度は、お天気のほうが機嫌を悪くしたようで。
雨。風。結構強い調子になってきた。

ランチもまだなのに。夕食のハナシ。
何でも、とても有名で素晴しい、北米で一番予約が取りにくい、
凄いレストランがあるというではないか。
是非とも行きたい!と、お嬢達が言う。
はいはい。予約を取りましょう、ッてことで、行きしなにそこへ寄る事とする。
さらに、Long Beachも見たいと言う。これも行きしな。・・・はいはい。

先にLong Beachに立ち寄った。ふむふむ。確かに風情はありますねぇ。
で、すぐ出発。おいおい。いいのか?それで。

さて。その豪華レストラン。
お宿とともに名が知れているらしい。
いやあ。到着して。納得。
外観は大したことはないぢゃなイの・・・と、思ってRecepetionに向かうと。
まず。ベルマンの若人たち。見た目もさることながら素敵な笑顔。
本当に、感じがいいのだ。
伊達にHospitality業界に15年も席を置いていない私は、感心したね。
聞くと、ディナーは貸切となっていると。ランチは?と聞くと。
まだ30分は大丈夫だ、と。
ぢゃ、ランチにしようとなった。
レストランは別棟になっており、篠つく雨・・・
「どうぞ、この傘をお持ちください」と差し出してくれたベルマン。
この傘だって、相当お高そう。勿論ホテルのネーム入り。ゴルフ用の如く巨大。

レストランに到着。ホステスのお姉さんもそれは美しい。若いし。
もうかなり、私はご機嫌。すると・・・後ろで声を殺して笑っているぢゃないか。
「?」
「だって。Marsworldちゃん、凄い汚い格好なのに・・・・
なんだか、気取っているんだモノ。英語だってイギリス人みたいだし・・・・」
確かに。ここでランチを取るなんてつもりぢゃなかった私たち。
みな各々、ハイキングシューズにブーツ。
私なんか、作業ズボンのようなのはいていたし・・・・(汗)
それが、どうも雰囲気に影響されたようだ。
ついつい。
かつての仕事柄から来るスノビッシュな香りの英語を使っていたみたいだ。

レストラン内に案内されたとたん・・・・
「わ~~~~~~~~~~~~!」
三人とも、アラレモナイ声をあげてしまった。
前面ガラス張り。それも海に突き出したように。外は・・・嵐。
これは、本当に素敵だった。

お食事の方も、申し分がなかった。
当然料金の方だって、素晴しい。
これはランチでよかったねぇ、などと貧乏なことを言い合って、
レストランを後にしたのである。

いよいよ。宿探しだ。





Long beach

Long Beach2


紆余曲折。あっちに行きこっちを探し。もうままよ、ってんで。
今晩は、ごくごく普通のホテル・モーテルに宿泊と相成った。
当初は女性専用のユースがあるらしいから、そこへ泊まろうと言ってたのだが、
どうやらそのユースは既に存在を消してしまった模様。

と言うことで、お宿はDays Innに決定。(←多分・・・)
Can $100.00(位?)

チェックインしたあと、暫く部屋で寛ぎ・・・
雨も止んだようだしってんで、明日からのユース泊まりのために
買出し兼散策に出かけたのだが・・・・

なんだか。まだシーズン前なのか、町は寂しかったねぇ。

お食事割引券なんてのを頂いたんで。
夕食はそこへ。宿のすぐ近く。
レストランでもバーでも使えるとの事だったので。
バー飯とすることに。

フィッシュアンドチップス、他・・・揚げ物オンパレード。

お昼とは随分風情が変わってしまったねぇ。

夜更けは、M嬢によるフェイシャルエステごっこ・・・
いやあ。結構気持ちよくて。
いい仕事、してくれました。M嬢、ありがとう!

緩いのから硬い話まで・・・盛り上がりつつ夜は更けて行ったのだ。




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: