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ダンゴムシやワラジムシが夜な夜な子連れでパーティを開きます。
ライトをつけるとサササーっと隙間に逃げていくのですが
逃げ遅れたダンゴムシを見つけて悪魔の囁きが聞こえました。
(水中でどのくらい生きられるんや~)
(ザリが食べるとこ、見てみたいやろ~)
ああ、神様、私がそんな興味本位で罪深い行動をしたのは
せいぜい中学生くらいまでです~。
いい年こいた大人が自分の知的好奇心を満たすために
無益な殺生を行うなんてできませぬ~~。
(どこが無益やねん。知識を得るためには必要なこっちゃろが)
(その知識が役に立つことがあるに決まってるやろ)
えー、そんなこと言っても伊勢エビの地獄焼きで
伊勢エビが火にかけて何分後に死ぬのかって測るのと
同じくらい殺生なことですよ~。
ダンゴムシが水中でどんだけ生きてられるか、
それを調べてもなんにもならねーでげすよ。。。
と思いつつ手はダンゴムシに伸び、ザリの近くにポトン・・・。
スマン、ダンゴムシ。やっぱオレは昔からそういうヤツなんだよ。
心の中で手を合わせ、成り行きを見守りました。
左上の石の下にいるのが先日ダンゴムシを食べていたチビザリ2cm強。
ところがライトの明るさにびびっているのか、ザリは動きません。
ダンゴムシは時々もぞもぞ動きますが、わりとジーッとしています。
何度か割り箸で所定の位置に戻しつつ、観察すること10分弱。
なんと、ダンゴムシは最後まで生きていました!
ザリは襲う素振りを見せなかったので、ダンゴムシを石の上に救出し
ちょっと可哀想な実験は無事に終わりました。
ダンゴムシにとっては奇跡の生還! いやー、ホッとしたな、お互い。
実験の結論その1
ダンゴムシは水中でも10分近くは生きていられる。
(前回、ワラジムシに比べてすぐ死ぬと書いたのは間違いのようです)
実験結果その2
ザリが積極的にダンゴムシを襲うか? というのは不明。
ハロゲンライトの明るさでびびってたかも知れないので、
改めて日中の自然光下で再実験しないと分からない。
(って、またやるんかいっ!)
まるきん流: 生き物を愛するためには知ることが必要。
さて、恒例のえげつな画像です(笑)
見たくない方はここまでにしておいてください。
と言いつつ、カワイイのからご紹介しましょう!
ダンゴムシの実験を観察していたウッドデッキの端に
何やら見えたと思ったら体長2mmほどの
生まれたてに近いカタツムリです。
殻がなけりゃナメクジみたいなものなのに、なぜかカワイイ~
このカタツムリから30cm離れた所にはこいつ。
ヤケヤスデです。触ると独特のヨード臭があります。
前に紹介したかも知れませんが、
こいつはヨード、キノン、ベンズアルデヒドに青酸まで体液に含んでいて、
皮膚につくと痛みや水疱ができることもあるそうな。
でも子供の頃はよく触りましたが、そんなことは一回もなかったので
普通に触る分には問題ないし、1匹くらい踏みつぶしてしまっても
なんら害はないことは経験上、保証できますのでご安心を。
ただ、ただ、臭い! 石けんで洗っても容易に落ちません。
見た目に不快だし、なんもいいことなさそうですが、
このヤスデにダンゴムシ、ワラジムシの腐葉三兄弟がいるから
庭の落ち葉が土に還元されていくんですよね。
とは言え、不快は不快。
特にヤスデは触っちゃうと臭いので、ウッドデッキにいるのを
見つけ次第、割り箸で摘んでポイってしてしまう・・・