オーストラリアでナースを目指す!!

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2004年11月19日
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: 看護
今日もイブニングシフト3時から夜10時まででした。ナーシングホームに着くと、入居者の半分ぐらいがダイニングルームに集まって何やらイベントをやっていました。よくよく見ていると、ビールやらシャンパンやらの空き瓶が机に並んでいます、、、、。そうです、みんなでアルコールをたしなんでいたのでした。

みんなそれぞれ主治医から飲酒OKの許可をもらった入居者は、ナーシングホームでお酒を楽しむことができるのです。日本ではあまり見られない光景だなあと思いました。

入居者はナーシングホームに”入居”しているだけであって、ホームでの生活は自宅にいるのと変わらず基本的に自由なのです。

しかしこの「自由」の権利も、なかなか理想通りには行使されていないのが現実です。

続く、、、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続き

限られたスタッフで大人数の入居者のケアをするのにはやはり限界があります。そしてこれが結局は入居者の自由を制限しているように思います。

例えば本来ならばゆっくりと食事の時間をとらせてあげるべきなのに、「この入居者は自分で食べさせていたら食べ終わるのが明日になっちゃうから食事介助して早く食べさせて」と一人の看護助手が私に指導をしました。その入居者Fさんは軽度の痴呆のある方でしたが、食べるのがゆっくりなだけで自分で食べられないわけでもないのにスタッフがすべてを介助してFさんはただされるがままに口を開けているといった状態でした。私はFさんがゆっくり食べていも別に害があるわけでもないし、本人のできることをわざわざやってあげなくてもいいのにと思いました。スタッフの立場としては食事の片付けなどみんな一緒に済ませたいという気持ちがあったのでしょうが、それはあまりにもご都合主義すぎると思います。



看護をする立場としては、「その高齢者が何ができて何ができないのか」、「本人がどうしたいのか」ということを常に考えてケアをしていきたいものです。そしていつでも「自分の都合でケアをしていないか」と自分に問いかけることが大事だと思います。

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Last updated  2004年11月24日 01時09分54秒
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