僕の食虫植物日記

「京都府立植物園」訪問記録(2016/7/23)


天気:晴れ

特別展示と大谷園芸さんの即売会を見に電車に乗ってかなり久しい京都府立植物園へ。
(前回は10年くらい前に行きました)
私鉄を端から端まで乗って楽々と京都入り。
ここからはバスで移動。

…で、バス降りたら町のど真ん中で『ここ何処!?』状態(笑)
まあ、すぐに判明して到着です。

温室到着
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外観はこんな感じです。
広そうですね。
大阪鶴見緑地公園の「咲くやこの花館」とは違って、温室だけでなく、広場もすべて植物園として管理されています。

寄り道
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温室の外のヒマワリのエリアに寄り道。
これは小型の種類ですね。
私、食虫植物の前はヒマワリを育ててたんです(笑)
毎年種を採って翌年に播くを繰り返してました。

  • 京都府立植物園ヒマワリ2.jpg

大きいヒマワリ。
2mくらいは軽くあるかな?
そういえば、ヒマワリの最高記録は「ロシアンジャイアント」って種類で4mオーバーだとか。
栽培は日本ですけどね。

いよいよ温室(植物展示室)へ
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鳩に出迎えられました(笑)

最初はヘリアンフォラ
  • 京都府立植物園ヘリアンフォラ.jpg
  • ヘリアンフォラ2.jpg
  • 京都府立植物園H.ヌタンス.jpg

最初っからヘリアンフォラの登場です。
咲くやでは締めですよ(笑)
大きなヘテロドクサ、ミノール、ヌタンスその交配種など…
頑張って馴化させてるのか、ワセリンを塗っているのか…

N.メリリアナ
  • N.メリリアナ.jpg

ヘリアンの隣には丸いタイプのメリリアナ。
涼しいところのヘリアンと暑い場所のメリリアナの共演です。
大きい袋ですね。
子供に人気のおもちゃ、紙風船くらいの大きさかな?

ここにはD.アデラエとディオネア(ハエジゴクと表記/ちょい珍しい)がありました。
さすがに暑そうでしたが…

順路に沿って進みます。
というより順路通りしかないけど(笑)
咲くやのような脇のルートはありません。
ヘリコニア
  • 京都府立植物園ヘリコニア・ロストラタ.jpg
  • 京都府立植物園ヘリコニア・ロストラタ2.jpg

ありましたよ~H.ロストラタ(笑)
大きな株です。
目の前にあるので見やすいです。

ヘリコニアです
  • 京都府立植物園ヘリコニア・マリエ.jpg
  • 京都府立植物園ヘリコニア・マリエ2.jpg

H.マリエ。
こっちはもっと大きいです。
派手さは無いですけどね。
むしろちょっと怖い?
お子様からの人気はありません…

  • 京都府立植物園3.jpg

むか~しこんな花が庭に置いてあったような…
そんなこと考えながら冷房室へと進みます。

冷房室
  • 京都府立植物園冷房室.jpg

貴重な花が多いのでここに限らず、いろんなところに「とらないで」「入らないで」と表示が…
物騒な世の中ですね。

引っ付いてます
  • 京都府立植物園ピンギクラ.jpg

メキピンちゃんが張り付いてます。
種類は分かりませんが自生地風でいい感じですよね。

N.シブヤンエンシス
  • 京都府立植物園N.シブヤンエンシス.jpg

丸くてかわいいのですが蓋が無いという残念さ。
蓋は吹き飛ばされたのでしょうか…

N.マキシマ・ウェービーリーフ
  • 京都府立植物園N.マキシマウェービーリーフ.jpg

他の植物の葉に埋もれたように着くアッパーピッチャー。
自生地風で面白いのですが、なぜか形も面白い形に…

シビン?
  • 京都府立植物園N.ローウィー.jpg
  • 京都府立植物園N.ローウィー2.jpg

高山ネペンテスの代表格、N.ローウィーです。
貴重ですね~。
しかも大きいです。
そのアッパーピッチャーの形から「シビンウツボカズラ」という和名ですが、あえてそう呼ぶことはないですね…
私もいつも「ローウィー」と呼びます。

アリストロキア
  • 京都府立植物園アリストロキア2.jpg
  • 京都府立植物園アリストロキア.jpg

沢山咲いてます。
花のつき方が面白いですね。

砂漠・サバンナエリア、昼夜逆転室を通って高山エリアへ。
昼夜逆転室は何人か「見えない!」と混乱しているようでしたが、そんなことないだろと花を楽しんできました。

高山エリア
  • 京都府立植物園ダーリングトニア.jpg
  • 京都府立植物園ダーリングトニア2.jpg

ダーリングトニア登場。
大きいですよ。
咲くやの株よりも細いですが、背の高さは同じくらいです。
決して負けてはいませんが、触られて凹んでます…

ネペンテスの吊られた中庭へ
中庭にはサラセニアとネペンテス、そしてタヌキモ(?)の水がめ。

サラセニア
  • 京都府立植物園サラセニア.jpg

色々ならんでます。
でも「ヘイシソウ」ってあまり呼ばないよね…
ここは「キバナヘイシソウ・アトロプルプレア」と言うようななんか中途半端な表記です。

S.ミノール
  • 京都府立植物園S.ミノール.jpg

背が高くなるミノールですね。
周りのアラタやレウコと同じくらいの背の高さです。
栽培は難しいんだよな~。

S.ポペイレッド
  • 京都府立植物園S.ポペイレッド.jpg

ポペイもいました~。
よく日に当たって綺麗な色になってます。

N.交配種
  • 京都府立植物園N.交配種.jpg

園芸交配種としか書かれていなかった株です。
襟の雰囲気的にベントリコーサが入ってそう?
赤っぽい袋に斑点で綺麗です。
横のスマートなのはイルドフランスです。

N.サンギネア
  • 京都府立植物園N.サンギネア.jpg

これも大きいです。
こんなに迫力のある顔になるんですね。
ハイランドのイメージですが、ここは炎天下です。

N.ブルケイ
  • 京都府立植物園N.ブルケイ.jpg

ベントリコーサに似た子ですが、よく見ると少し違うんですよね。
斑点模様が美しいです。

N.メリリアタ
  • 京都府立植物園N.メリリアタ.jpg

これも綺麗な色ですね。
家の株も最近一気にサイズアップしてきて次の袋が楽しみです。
メリリアナが親ですが、アラタとの自然交雑種ということもあって栽培には特に気を付ける事はなさそうです。

N.ダイエリアナ
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やっぱり外せない伝統交配種、ダイエリアナ。
ラフレシアナの血も入ってるので暑いのは得意なイメージです。
「でけー」とお子様が騒いでました(笑)

伝統交配種と言えばコトシリーズ、行くぜ、コトラッシュだ!
N.ファシールコト
  • 京都府立植物園N.ファシールコト.jpg

まずはやっぱりファシールコト!
素晴らしい発色です。
大きな袋が鈴なりです。
この子良いよ、初めての人にもオススメ!(笑)

N.アドラブルコト
  • 京都府立植物園N.アドラブルコト2.jpg
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お初にお目にかかります~。
ファシールコトに似ていますが少し雰囲気が違いますね。
アトラクティブフソーにも似ています。

N.ディンティコト
  • 京都府立植物園N.ディエンティコト.jpg
  • 京都府立植物園N.ディエンティコト2.jpg

こちらも初めて見ます。
赤くて丸みを帯びた袋に緑色の襟と少し大きめの翼。
ファシールコトに比べると少し小さめの袋ですが、鈴なりの姿はかわいいです。

N.ディンクムコト
  • 京都府立植物園N.ディンクムコト.jpg
  • 京都府立植物園N.ディンクムコト2.jpg

またまた初めまして~。
「ダイエリアナの小型版」って感じです。
斑点と分厚い襟が特徴ですね。

中庭にはたくさんのサラセニアやネペンテスがあるのですが、今回撮影したのはこれだけです。
ではいよいよ特別展示&大谷園芸さんの即売会へ。
(ラン温室の写真は諸事情により無し)

適度に空調の利いた特別展示室へ
N.アラタ
  • 京都府立植物園N.アラタ.jpg

で~ん。
いきなりコレです(笑)
赤いアラタ、ルソンのアラタでしょうか。
美しいですね~。
準高山性ですが、スリガオのアラタも良いですよね~。

N.エイマエ
  • 京都府立植物園N.エイマエ.jpg

でっかいエイマエです!
赤と言うより黒の襟が迫力を出してますね。

N.シブヤンエンシス×マキシマ
  • 京都府立植物園N.シブヤンエンシス×マキシマ.jpg

おお~カッコイイ。
このタイプのネペンテスも好きですが、気難しいので無理です。
かなり伸びた大株でしたよ。

N.ラフレシアナ
  • 京都府立植物園N.ラフレシアナ.jpg

大きな袋がゴロゴロしてるんですよ~。
気合の入った展示ですね。
寒いのが平気な子だったらな~。
ワーディアンケース買うもん、倒壊した本棚の代わりに(笑)

N.アンプラリア
  • 京都府立植物園N.アンプラリア.jpg

コロコロよ(笑)
かわいいよね。
赤いのは成長が遅いらしいのでこうなるのには何年かかるのでしょうか。

N.トランカータ
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  • 京都府立植物園N.トランカータ2.jpg

うおー!でけー!
まさに横綱!
これでビール飲む?(笑)

N.ビーチー
  • 京都府立植物園N.ビーチー(木登りビーチー).jpg

珍しい木登りビーチーです。
名前は知っていても見るのは初めてです。
器用に登りますね~。
毛(トゲ)の摩擦抵抗で登るそうですよ。

N.ラジャ
  • 京都府立植物園N.ラジャ.jpg

ラジャ様です。
大きいのですが、丸くてかわいいです。
集会では「ラヤ」と発音する人の方が多い気がする?

N.グランデュリフェラ
  • 京都府立植物園N.グランデュリフェラ.jpg
  • 京都府立植物園N.グランデュリフェラ2.jpg

もけもけ~。
かわいいですね。
そしてベトベト~(笑)
この黒い点々、全部蜜腺なんです。

D.ビオドロップ
  • 京都府立植物園D.ビオドロップ.jpg
  • 京都府立植物園D.ビオドロップ2.jpg

珍しいドロセラ発見!
懐かしのビオパルコさんが交配したドロセラですね。
凄い葉の数です。

ヘリアンフォラ
  • 京都府立植物園ヘリアンフォラ2.jpg

大きなヘリアン。
家のプルチェラも大きくならないかな~。
最近は内気の撹拌も始めました。
涼しいです(笑)

  • 京都府立植物園ネペンテス.jpg

名前を確認してくるのを忘れちゃいました…
とても立派ですね。

このあと即売品をじっくり見てお買いもの。
大谷園芸さんとも楽しくお話ができて大満足です。
ありがとうございました。
買い物を済ませた後は植物園内のカフェへ移動。
今日の内容や栽培の話に花が咲きます。
でも、楽しい時間はあっという間に過ぎるものでして…
閉園が迫り追い出されました(笑)

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