映画みてお茶のんで幸せ

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カテゴリ: 映画
邦題がちょっ妙だけれど、観終わるとなるほど。

ちょっと浮き世離れしたカップルのお伽話のような恋愛を描いた作品。

監督は本作が長編映画のデビュー作となったヤン・サミュエル。
イラストレーターから映画監督へと子供時代の夢をかなえたそう。
絵コンテやセットのイラストも自ら書いた超器用な才能の持ち主。
主演は監督としても才能を発揮する「ヴィドック」のギョーム・カネと
「ビッグ・フィッシュ」「ロング・エンゲージメント」などのマリオン・コティヤール。
音楽はフランソワ・オゾンの作品でおなじみのフィリップ・ロンピ。

全編ふんだんに色んなバージョンで使われるシャンソンの名曲『バラ色の人生』が、
ロマンティックさをもりあげる。
2003年制作のフランス映画で、配給は…アルバトロスさん!!!
こりゃ、ただものではないファンタジックな物語なはずだ!

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とても可愛いメリーゴーランドの缶。
これが最初から最後まで、二人をつなぎ一貫して登場。
冒頭で少年が語る。

「僕はゲームが好きだ。
 でも、絶対のってはいけないゲームがある。
 でないと、コンクリートで固められてしまうぞ!」

いじめられっ子のポーランド移民のソフィー(8歳:ジョゼフィーヌ=ルバ・ジョリー)。

宝物のメリーゴーランドの缶を譲ってあげた
ジュリアン(8歳:チボー・ヴェルアーゲ)の幼いゆえの一言。
「時々返して」
でも、ソフィーは言う。
「返して欲しければ“のる?のらない”のゲームをして」

このゲームは“相手の出した条件をクリアできるかできないか”を答え、
クリアできたらあのメリーゴーランドの缶を手元に置けるというもの。
だが、このゲームの鉄則は“必ずのること!”なのだ。
相性バッチリ、元々悪戯っこの二人のゲームは、どんどんエスカレートし、
そのまま成長するにつれて増々条件も悪趣味に。
幼い頃からの“ゲーム”にしばられ、素直に気持ちを口に出来ず、相手も信用出来ない
大人になったジュリアン(ギョーム・カネ)とソフィー(マリオン・コティヤール)。
お互いを見つめる優しくキラキラした瞳だけで十解りそうな事なのに。
ちょっと意地悪でひねくれた二人の気持ちはすれ違うばかり…。

幼い頃、不幸な境遇を笑い飛ばすために、二人で遊んだ“ゲーム”だったのだが、
奔放な悪戯娘のソフィーの“ゲーム”振り回され、父親(ジェラール・ワトキンス)
からは叱られてばかりで、何もかもうまくいかない。
もっと大人になろうと決意したジュリアン…。
自分の蒔いた種とはいえ、恋する女にとってひどい仕打ちを受けたソフィー。
ついに二人は別の道へ進み出す。
だが、ジュリアンの選んだ大人の世界は彼にとっては退屈でつまらないものだった。
どうしても忘れられない天真爛漫の幼馴染みソフィーと、あの“ゲーム”。
同じくソフィーも自分で決めたルールを守りながらも同じ気持ちでいたよう。
お互い愛しているのは、一人だけ。
ジュリアンの父や、妻クリステル(レティシア・ヴェネチア)
ソフィーの夫セルゲイ(ジル・ルルーシュ)にとっては
まともで誠実だけに災難ばかり!!
ちょっと周囲を巻き込み過ぎたが、彼等の求めていたのは
あまりにも遠回りな長い時間をかけた末に、危険を背中合わせに
やっと見つけた“二人だけの世界”。

彼等は子供の心を引きずりながら、体裁だけは大人になってしまった。
幼い頃の言葉は大人になっても変わらない。
「私達は一心同体」
「心は通じ合っている」
「二人は永遠に離れず一緒」

この物語は極端だが、幼馴染みと年月を経て恋をした経験者には同じような、
歯がゆくも痛い部分、馴れ合いだからこそ言えなかった事もあるのでは?
“ゲーム”では無いけれど、冗談や嘘なんてはぐらかしてみたり(ああ青春♪)。
この映画では、ある意味一般的で古典的、運命的で絶対的な愛をもし貫いたとしたら?
では無いかと思ったのですが…
オチでひょえ~。ラストシーンで複雑な気分に。
個人的には絶対貫けません。楽なほうへ流されます~っ。
ジュリアン役の二人の優しそうで悪戯っぽい笑顔にもうメロメロですわ…。
暴君になられたらイヤですけど(^^;)。

[特典映像]
・メイキング
・フィルモグラフィー/俳優・監督インタビュー
・幸せ度チェック

サントラ
サントラ/映画「世界でいちばん不運で幸せな私」オリジナル・サウンドトラック

オフィシャルサイト
“恋のからまわり度チエック”ができます。
 ↓
http://www.albatros-film.com/movie/sekai/





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Last updated  2005/05/09 05:38:43 AM
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