3歳10ヶ月のおむつはずれ(完結編)



。。。トイトレを始めては中断、始めては中断。。。の日々が続きました。
パンツを履かせて、いわゆる「垂れ流し」状態にしても、禁断のアメやらおもちゃやらで釣っても、あやりんはガンとしてトイレに行ってくれません。

もう幼稚園に間に合わないかも。。。
そう思った私は、幼稚園見学の時も、あらゆる幼稚園で、
「まだオムツ取れてません。もし入園までに間に合わなかった場合は。。。」
と相談し続けました。
でも、どの幼稚園も、「あらかじめ申し出てくだされば、お手伝いしますよ。毎年何人かいますので。」と快く答えてくれました。
それを聞いてとても安心しました。

そこで我が家の幼稚園選びのポイントとして、「少人数であること」と、「先生が2名着くこと」もしくは「フリーの補助の先生が充分いること」というのが付け加わりました。
よくよく先生の総数を聞いてみると、担任がクラスに一名づつのほかに、主任先生と園長先生しかいない。。。と幼稚園もわりとありました。
そういう幼稚園は、入園したばかりは、保護者やボランティア(キリスト教の幼稚園など)の方が入ると聞きますが、ということは自分もそれが回ってくる。。。と思うと、ちょっと考えてしまいました。

せっかく気に入った幼稚園を見つけたのに、11月末に転勤に。
また再度幼稚園さがしを。。。
でもあっちこっち見学しまわった結果、気に入った今の幼稚園にたどりつくことができました。

幼稚園探しもひと段落つき、冬が来ました。
もう、春まで持ち越してしまうのかなぁ。。。と思っていました。
誘えば誘うほど、あやりんは頑なになるので、このころは半分諦めモードでした。。。

3歳10ヶ月ごろ、ふと思いました。
パンツを脱いで、便器に座るのが嫌なら、服のままだったらどうだろう?
「あやりん、アイスあげるから、そのままでいいから、便器に座ってみない」「。。。うん。。。」
意外な返事でした。
私は抱き上げて、便器に座らせました。
あやりんは照れくさそうにニヤニヤしてました!
私は震えるほど感動しました!
「やったね!便器に座れたねっ!!」
私は抱っこしていっぱい褒めました!
あやりんも照れくさそうだってけど、ちょっとうれしそうでした!

この日から毎日、服のままたまに便器に誘いました。
だんだん、服のまま便器に座るのに慣れてきました。
いつパンツを脱いで座ってもらおうか。。。とずっと考えてました。

ある日の朝、それを決行することができました!
朝一番なら、子供も寝ぼけてるし、おしっこもたまっているので、成功しやすいと聞いたことがありました。
昔はものすごく抵抗されましたが、便器に慣れてきた今なら。。。と思い、
決行!
朝起きて、「あやりんおはよ~~」って言って、ズボンを脱がせ、「座ってごら~んっ!」って言って、便器に座らせました!さほど抵抗しませんでした。
そしたらどうでしょう?!大成功~~~っ!!!
あやりんもびっくりしてました!
そして「よかったね~~おしっこできたね~~~っ!!!」といっぱい褒めてあげました!。。。もう私も涙がでそうでした!

その日から、再度、布トレパンに!
タイミングをみて声をかけ、トイレに誘いました。
お漏らしは初日から数えるほどで、だいたい、トイレですることができました。
それからほとんどお漏らししなくなるまで、なんと6日間!
もう4歳間近だったのでしょうか、それまでの苦労がなんだったんだろう。。。と思うくらい、スムーズに終わってしまいました。

外出時は緊張するのか、まだあやりんは外出時にお漏らししたことありません。
幼稚園でも、先生にオムツ外れたばかり。。。というのを伝えてあったからか、先生も気にしてマメに声をかけてくれてるようで、まだ一度もお漏らしをしていません。
夜も、先月くらいから、パンツで寝かせてますが、始めのころ3回くらいおねしょしただけで、今ではぜんぜんおねしょしません。
本番に入るのに苦労した分、今は楽させてもらってます。

そこで我が家のおむつはずれの反省点!
その1☆うちの場合、2才ごろオマルを用意しましたが、もっと早いうちに、オマルやトイレに慣らせればよかった!
わけわかんないうちに、座ることだけ慣れせておけばよかった。。。と思いました。

その2☆パンツ脱いで座るのが嫌だったら、服のまま座らせる!
。。。私はこれに気づくのが遅かった。。。
いろんな人にいろいろ聞いたけど、これを教えてくれる人(本)はありませんでした。

もちろん、我が家がつまづいていたこの2点に、まったくつまづかずに、早いうちからスムーズにおむつはずれを終了する子もいるでしょう。
でも、どうしてもトイレに座ってくれない場合、その2を実行することをお勧めします。

ほんとに、なが~いおむつはずれの氷河期は3歳10ヶ月であっけなく閉じました。
ここに残したのは、おどしではなく、母が頑張って頑張ってどうしようもなくても、子供が準備ができないと、どうすることもできないこともある。。。ということを言いたかったのです。
もちろん工夫はいろいろ必要です。
定期的に声をかけることも必要です。
でも、どんなに親が努力しても、どうにもならないときもあるのです。
私も「親の怠慢だよ」と身内に言われたことがあります。
でも、私もなにもしてないわけではありません。
努力しても、どうしようもないことがあるのです。
ここにこれを書いたのは、こんなに遅くても、無事おわったよ~~~
ってことを残したかったのです。
特に、3歳過ぎて、オムツとれない。。。ってあせってる貴方!
うちみたいに遅くても、いつかは取れる日が来るのです。
すこしでも、参考。。。というより、安堵感を得ていただけたらな。。。と思います。


<追記>おむつはずれで怒らない?怒る?

うちの場合は、初期は怒らないようにしてました(顔は鬼になってたかもしれませんが<苦笑)
初期におもらしすることに罪悪感を感じさせてしまうのは良くないような気がして。。。
でも、ほとんど失敗せずトイレに行ける様になってからは(一日に一回失敗するかしないか程度)次のようなお約束をしました。
「おもらししたら、お尻ペンするよ」って。
約束どおり、おもらししちゃったら、お尻ペンしてましたよ。
でも、そのころはもう、彼女も仕方ない。。。と納得してたように思います。
最後まで怒らないで通せたらいいけど、おむつはずれ最後のしめに、少し最悪感を実感させてもいいかな~と私は思ったので、そうしました。

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: