ルミナリエ再び



12月21日(日)一日中雪が降り、突然冬らしくなった次の日、
恒例の冬神戸へ出かける・・・。

なんだか寒い。めずらしく外出を後悔する。頭が冷たいし電車に酔っちゃった。
行きずりの「原田地区餅つき大会」のお餅で生き返る。つくづくラッキーだと思う。

「まずは動物園」昼1時

灘駅におりる。王子動物園に行くためだ。
そこにはパンダが二頭いる。それを眺めに行くんだ。
あれなんと今日は「干支の引継式」!!これは見逃せない。サル舎へ急ぐ。

サル舎の観客側に羊が一頭、猛烈にえさをはみながら出番を待っている。
いつもより多めにもらっているようだ。
周りには大勢の子連れのお父さん。さらにはテレビと記者!せりふをメモってる!

羊の飼育係が引継書をサルの着ぐるみに渡して式はあっさり終わるんだけど、
なんと言っても面白いのは、サル舎のチンパンジーが全員木の上のいいところを陣取って身じろぎもせずに我々を見守っている事態だ。

そう。面白いのはむしろ群がっている我々なんだよ。

動物園って、ホントは動物をみるとこじゃないんだ、人間をみるんだ。
しかも子供の場所じゃないんだ、大人の場所なんだ。
眺めてると、人間も動物というか、動物も人間というか・・・、動きや姿勢に悲哀を感じるというか・・・。

あ、そうだ本命のパンダ。
kohtan

「三ノ宮のルミナリエ」  午後5時30分

asia

やはり大混雑。でも一つ楽しみがある。
警備の人が面白いんだ。
彼のおかげで並ぶのもつらくないし、前の人が遅いからって腹は立たない。
去年は大丸の前の曲がり角に、車の上にいたんだ。
今年はもっと手前で脚立の上に立っていた。
「帰るまでがルミナリエ!帰るまでがルミナリエ!
それまでは迷子になったり怪我をしたりしないように!
分かりましたかぁ?」
みんな思わず「はぁ~い」
「声が小さい!! 分かりましたかぁ??」
みんな釣られて「はぁーーい!」
「ハイ、いいお返事。では気をつけて行ってきてください」
しばらく行くと・・・、あら、今年は増えてる、面白い兄貴。
「足下が見づらくなってます。いろんなゴミが落ちてます。
たまに自転車が落ちてます」

ルミナリエは荘厳なイメージでBGMもバロックなんだけど、
警備の人は関西人だね・・・。
東京の殺伐とした誘導とは一線を画すよ。 さすが。
cr


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