リバーダンスを見たのだ。


リバーダンスのショーを見た。

アイルランドのタップダンスで上半身の振り付けはほとんどなく、
かわりに繊細で華麗、かつ大胆な脚さばきが圧巻なのである。

一度会社の同僚に勧められてビデオを見てから生を見たくなったのだ。
おまけに日本人ダンサーがいると聞けばなおさらである。
何でも彼は前の公演を見て、会社員をやめて飛び込んだんだって・・・!

さて会場に着くと席は右側前から7列目のかぶりつきである。
期待できそうだ。
幕は大きな満月を横切るようにリバーダンスのロゴが入った専用のものだ。
それに星空を写した川面の様にゆらゆら照明があたっている。

音楽が始まると、照明が後ろからあたって演奏者が浮き出てくる。
幕は透けるうすい紗でできていたんだ。

まずは重厚な音楽に乗せて夜明けである。

気高い伯爵夫人の、群がる男性を追い払う?ダンス、
アイルランド女性の心の強さと気高さを表現したものだそうだ。

日本人ダンサーが出てきた!
ろうそくを持って歌を歌っている!

落雷。雷鳴にのせて多数の男性ダンサーによる力強いタップ。
Vの字に並んで猛スピードの足技である。
音楽がないダンスの、足音だけでダンスの感動を客席の後ろまで伝える。

月の女神にとりつかれた族長の踊り。
ロシアのバレエカンパニーの振り付けだそうで、
男女ペアの官能的な踊りが美しい。

ファイアーダンス
他民族の踊りも混じっているのだ。
真っ赤な衣装のフラメンコで炎を表現。
スペインの有名なダンサーだそうだ。
ガタイも踊りも、さすがに主役ペアを食いそうな迫力である。

一幕の終わりは名前の由来となった「リバーダンス」
一人の女性ダンサーから始まった小川のせせらぎが、
男性ダンサーに引き継がれて大きくなり、
最後にはダンサー総出で大きな川になるのだ。
一糸乱れぬ脚さばきで15人くらいいるのに足音が全く乱れず
まるで一つの大きな音のようだ。

二幕が上がると舞台はアメリカである。
そうか、苦難をこえて移民したんだ。

使う楽器と音楽がアメリカ調になる。
アイルランド調は、少しきまじめなストイックな感じだったから
ここで少しほぐれる。
観客と一体感がます。

編集中。
詳細次号。


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