地球は暴走温室効果の瀬戸際

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2004.09.05
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カテゴリ: 新文明





現在起きている文明の問題は、資本主義制度の持つ本質的な問題から起きている。アメリカではグローバリズムによって、少数の大金持ちに富が集中し、世界の大資産家二〇〇人の所得合計は、1994年に4400億ドル(約53兆円相当)であったのが、98年には1兆4200億ドル(約170兆円相当)になった。

世界のたった二〇〇人金持ちだけで日本の国家予算の二倍以上の資産を独占しており、その資産はたった四年間で実に、二・四倍に増えている。アメリカはグローバリズムを推進する事によって、世界中の貧困層から金を吸い上げるシステムを確立する事が出来たのです。その反動として途上国の貧困化と環境破壊がおきているのは誰のめにも明らかである。

この現代に至るまでの都市と文明はは三つの本質的な問題を抱えている。人口爆発や環境問題等の現代の物質文明が抱える問題は、農耕牧畜に始まりと文明誕生から現在まで未解決のままの問題が最も先鋭な形で表面化したものであり、このような形の文明は自然と共存し永続的に存続する事は不可能な形態の文明なのです。

一つ問題として都市の市民生活や諸産業の維持に必要な食料その他の物資の流れが昆虫における循環系のような完全な物質循環システムを持たない開放形のシステムであり、それが資源の枯渇や炭酸ガスによる温暖化や環境汚染をもたらす源になっている。

二つ目の問題として都市に食料を供給する食料の生産システムが森林と共存出来ないシステムでありそれが環境破壊や砂漠化や各種の生物種の絶滅をもたらしている。

三つ目の問題として貧富の格差の拡大や都市における犯罪や過密と過疎など開発途上国における貧困や累積債務の問題であり、それは今や人類の社会で血液や心臓の役割をするようになったお金の循環システムの不完全さがある。

つまり経済活動が地球的規模に拡大したのに、社会の血液たるお金が社会の隅々にまで(貧困層や開発途上国の大部分)円滑に流れず流れが偏っている。私はそれが貧富の格差の拡大やそれに伴う犯罪や治安の悪化や景気の波を生み出していると考えている。またそれは環境破壊や我々人類における最大の問題である人口爆発の問題にも繋がっているのではないだろうか。

これらの問題は何れも人類の文明と社会と自然との乖離が極限にまで来てしまったか故に起こる問題であり、人類とその社会の自然との関係につてい再定義しなおす必要があるのではないでしょうか。これらの問題を解決する手法が見つからないと、この文明も人類も衰退や滅亡を逃れられないかも知れない。

現在の文明で起こっている人口爆発や環境破壊などの諸問題の源は都市の形態と文明の血液たる金の循環不全にあり、都市と自然との不適合が現在の人類の社会と文明における問題の全てを生み出している。現在の文明の問題は都市の問題でもあるのです。




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Last updated  2004.09.06 16:58:09


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