がらくた小説館

女教師の秘事


 いけないことだと分かっていた。
だが俺の欲望はまるで視野狭窄のように外界からの圧力を完全に遮断していた。

目の前にある豊かな女尻。女の名は玲子。
いやらしい女だ。俺は玲子を壁側に押し付け、尻だけをつき出すように要求した。
スカートを乱暴にまくり上げ、ストッキングに手をかけた。途端に玲子が拒否の姿勢を示した。だが俺には分かっていた。それが女の演技であることを。

そして躊躇うことなくストッキングをビリビリに引き裂いた。
「だ、だめ…」
玲子は悶えながら浅く呼吸を繰り返す。
俺はそんな女に、お仕置きとばかりにわざとその手を緩めることにした。

ハッキリ言って、俺は玲子の表面にある女性像には全く興味を抱かなかった。本当に見たいのは、女の内面にある毒々しいまでのエロチシズム。逆にそれを引き出すのが男の使命だと俺は思う。そして…(略)











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