「東雲 忠太郎」の平凡な日常のできごと

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2024.02.19
XML
カテゴリ: VBA


ODBC(Open Database Connectivity)を使用して Dataverse に接続するには、ODBC ドライバーを使用して Dataverse に対するクエリを実行することが一般的です。以下は、ODBC を介して Dataverse に接続する手順です。


ODBC ドライバーのインストール: Microsoft は、Dataverse に接続するための公式のODBCドライバーを提供しています。これをインストールする必要があります。ドライバーのバージョンには注意してください。Dataverse のバージョンと互換性のあるODBCドライバーを選択してください。


ODBC データソースの設定: ODBC データソースを設定して、Dataverse への接続を確立します。Windows のコントロールパネルから「ODBC データソースの追加」を選択し、Dataverse 用の新しいデータソースを作成します。


接続文字列の構築: VBA や他のプログラミング言語で、ODBC 接続を使用する場合は、接続文字列を構築する必要があります。この接続文字列には、Dataverse のホスト名、データベース名、認証情報などが含まれます。


VBA からの接続とクエリの実行: 構築した接続文字列を使用して VBA から Dataverse に接続し、必要なクエリを実行します。ADO (ActiveX Data Objects) を使用して接続し、データの取得、更新、削除などの操作を行います。


以下は、VBA を使用して ODBC 経由で Dataverse に接続し、データを取得する例です。


vba

Copy code

Sub ConnectToDataverseViaODBC()

    Dim conn As Object

    Dim rs As Object

    Dim connStr As String

    Dim query As String


    ' 接続文字列の構築

    connStr = "Driver={Microsoft Dataverse ODBC Driver};Server=<dataverse-instance-url>;Database=<database-name>;Uid=<username>;Pwd=<password>;"


    ' 接続の確立

    Set conn = CreateObject("ADODB.Connection")

    conn.Open connStr


    ' クエリの実行

    query = "SELECT * FROM <entity-name>"

    Set rs = conn.Execute(query)


    ' データの取得と処理

    Do While Not rs.EOF

        ' データの処理(例えば、データの表示など)

        Debug.Print rs.Fields("FieldName").Value

        rs.MoveNext

    Loop


    ' リソースの解放

    rs.Close

    conn.Close

    Set rs = Nothing

    Set conn = Nothing

End Sub

この例では、Microsoft Dataverse ODBC ドライバーを使用して Dataverse に接続し、指定されたエンティティのデータを取得しています。必要に応じて、適切な接続文字列を設定し、クエリを実行してください。






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Last updated  2024.02.19 06:39:18


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