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2006/06/29
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カテゴリ: 個人図書館
鬼姫剣法




●井口朝生
●春陽堂
●読了日:2006年6月2日


もうね、面白かったんです。最高に。

これぞ時代小説の醍醐味っていうのが一番最後のページで発揮されてて、読んだ瞬間にやにやしちまいました。
井口朝生いいナァ、集めちゃうかな。

春陽堂のお客様担当の方、すごく好きです。
春陽堂には個人的に何度も問い合わせしているのですが、対応がよくって、ほどほど親身で、もう大好き。
春陽堂、昔っからの時代小説を今でもちゃんと出版してくれてる所ですが、憎い箇所も多々。

その第一に挙げられるのが、誤植のすばらしさ。
版を重ねても誤植はそのまま、という図太さ。

しかも楽しい誤植。

春陽堂、大好き。

さて、この『鬼姫剣法』ですが、主人公の男女は適度に主人公してますからいいとして、脇役以上に活躍してくれる、よろず屋米吉という男がいいんです。
ひょんなことから主人公達を手助けする役目になるんですが、これがなかなか楽しい男。
いろんな役を押し付けられても
「へい、よろず屋はいつも多忙でござんす。これもあっしの役目でござんす。」
といいながらも嬉々として働いてくれる、けなげな男なんである。

読み進むうちに、この米吉に惚れてしまうのです。私は。
そして、最後の一ページ、ラスト、うすうすわかっていたものの、憎らしいほどの演出に思わずにやりです。

米吉、最後で一番おいしいところさらっていきやがって~。ニクイ!





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最終更新日  2006/06/29 09:58:04 AM
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