マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.01.10
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カテゴリ: 生活雑記


 だが、ミステリーツアーと言っても、場所は何となく特定出来る。4)海の眺めが美しい温泉は、多分山形県鶴岡市の湯の浜温泉だろう。そして3)の神社は羽黒山神社だと思う。あの辺なら魚も獲れるし、酒造りも盛んだ。そう思い、旅行が近づくと妻にインターネットで確認した山形県庄内地方の天気を教えた。当日の予報は雪。これは暖かい服装をして行く必要がある。

 ツアー前日、旅行会社から確認の連絡があった。雪や雨が降るので雨具を用意して欲しいこと。仙台より寒いので暖かい服装をすること。これでほぼ行き先は特定出来た。12時間以上かかるため県内ではない。行くとしたら岩手、山形、福島だが、福島の海岸で温泉がある所は寒くない。岩手には海岸部に温泉も有名な神社も無いはず。

 仙台駅東口でバスに乗り込んでビックリ。何と2軒隣のご近所の方が居られた。バスは東北道乗ったがICで決定。北へは向かわず南へ向かったからだ。案の定村田ジャンクションから山形道へ。だから今回の旅は最初から「ミステリー」ではなかった。でも、それに勝る魅力があればこそ、バスも満員になったわけだ。

 川崎町へ入ると周囲は雪景色に変わった。笹谷トンネルを抜けて山形へ入ると、そこはもう雪国。山形を過ぎて月山道路へ。やっぱりねえ。月山神社や湯殿山神社は雪が深くてバスは行けない。出羽三山で唯一行けるのは羽黒山だけ。鶴岡市からバスは羽黒山方向に進む。平野から再び山道と入り、やがて大きな鳥居が見えて来た。

 そこからさらに進んで山道の有料道路を登る。周囲は深い雪だ。太い木の枝には白い雪が積もり、幹の北側にも強い風で張り付いた雪。山頂の出羽(いでは)神社には月山神社と湯殿山神社が合祭された出羽三山神社があった。ここに参拝すれば3つの神社にお参りしたことになるとのこと。雪道を踏みしめて参拝殿へ向かう。驚いたことに、神社の屋根には1m近い雪。それが時々音を立てて落ちて来る。ここは途轍もない豪雪地帯のようだ。

 巨大な建物に入って祭殿へと向かう。やがて神職が現れ、厳かな祝詞(のりと)が朗々と響いた。月山神社では過去の浄正を祈り、出羽神社では現世の繁栄を祈り、そして湯殿山神社ではあの世での再生を祈るのだとか。出羽神社の石段は2400段ほどもあるようだが、張られていたポスターには長い歳月人に踏まれ、すっかり磨り減った石段が写っていた。人々の篤い信仰心を知る。<続く>





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Last updated  2010.01.10 20:52:05 コメント(10) | コメントを書く
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