マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.01.16
XML
テーマ: ニュース(96848)


 本来なら北朝鮮をたしなめる立場にあるのが中国。もし北と南が戦争状態になれば、北の難民が先ず逃げ込むのが国境を接している中国。その恐れも十分に感じていると思う。つい最近、中国軍部の中で、「いつ戦争状態になっても良い態勢を取るよう」指示があったそうだ。その対象は南シナ海と東シナ海のようだ。前者にはフィリピンやベトナムともめている南沙諸島、西沙諸島がある。

 一方の東シナ海の方は言うまでもなく尖閣諸島。米国紙に「尖閣は我が領土で、日本に盗まれた」と全面広告を出したことは耳新しいし、連日のように中国の艦船と航空機が尖閣周辺の領海と領空を侵していることも周知の事実。海上保安庁は新たに6隻の艦船を建造して新しい監視チームを結成することにしたが、この実現までには3年の日数を要する。まあ、これも大変な辛抱だねえ。

 自衛隊機が那覇基地からスクランブル発進しても、尖閣に着くまでは20分かかるようだ。先日も現場に着いた時は、中国機は領空外に出た後だった。また低空で侵入した際は、宮古島のレーダーには映らないそうだ。宮古島は標高100mほどの低い島であるため、地球の丸さが邪魔になって、中国機を捉えられないのだ。困ったもんだが、これが現実なのだ。

 そこで自衛隊那覇基地のF15の一部を、宮古島の伊良部基地に移すことを検討中らしい。これも地元の承認を得る必要があるが、どうなるか。レーダーの方は石垣島の最高峰である於茂登(おもと)山の山頂に建設する案があるそうだ。この山は標高526mあり、そこにレーダーを建設すれば中国機が低空で尖閣に侵入しても、直ぐに察知することが可能になる。

 それにも先ず予算を確保する必要があるだろうし、地元の承認が前提であることは変わらない。一党独裁の中国なら簡単に国の意思を示すことが可能だが、民主国家の我が国ではそうは行かず、色んな手続きと国会の承認が要るのだろう。昨日石垣市が「尖閣の日」を祝ったそうだ。明治の初期に尖閣諸島が我が国の領土になり、石垣市に編入された日が1月15日だ。

 米軍はオスプレーをさらに増強して沖縄の基地に配属する計画を立てていると聞く。尖閣の現状から言えば当然の措置だろう。尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲であることを米国議会は明確にし、承認している。だが沖縄ではオスプレーの配属に反対し、米軍基地の国外移動を訴える一方、沖縄振興予算の3千億円増額を要求し、安倍新内閣はそれ以上の予算配分を約束した。いつも通りのやり方だ。

 「1.日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」。「2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」。

 憲法第9条の全文である。果たしてこれで中国などの侵略に備えられるのだろうか。本当に自衛隊は軍隊でないのだろうか。平和は手を拱いていて得られるものなのだろうか。理想的で立派な条文だが、現状に鑑みればどこか現実離れしているとしか私には思えない。私が特に保守的でも、国粋主義者であるとも思わない。私は平凡な一老人。そして普通の市民だと自分では思っているのだが。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.01.16 13:40:21 コメント(12) | コメントを書く
[ニュース・社会の動き] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: