マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.01.24
XML
カテゴリ: 俳句


 ともあれ長旅の末、親子の四道将軍がここ会津で出会います。先ほど会津若松市で見かけた「大塚山古墳」が、何とこの建沼河別命の墓と言う説もあるのです。そうすると、彼はそのまま会津に残って、この地を治めたのでしょうか。東北地方で最大の前方後円墳と2番目のものは、いずれも仙台平野にあります。やがて大和朝廷は仙台平野へと進出し、それが飛鳥時代の郡山の国衙や奈良時代の国府多賀城へと発展して行ったのでしょう。

 次の目的地は温室内でのイチゴ狩りです。訪問した観光農園には、巨大な温室が3棟とたくさんのビニールハウスがありました。ここでは出荷せず、全て観光客に開放してるとのこと。温室内は暖かく、ニホンミツバチが飛び交っています。このハチが受粉を助け、立派なイチゴを作るのです。銘柄は「紅ほっぺ」と「幸の香」の2種類。食べ放題の時間は30分。

 これがとても30分間も食べ続けるのは無理。何しろ甘くて大きなイチゴは、直ぐに腹いっぱいになるのです。私は多分30個近く食べたのではないでしょうか。今ごろの時期なら1パックで800円近くするみたいですが、ゆうに3パック分は食べたでしょう。いや~、満足満足。20分で早くも温室から出た私でした。


  「紅ほっぺ」「幸の香」甘き 雪の小屋


  蜜蜂の飛び交ひし小屋 冬苺


  苺狩り 温室雪に囲まれて


 次の訪問地は柳津町にある虚空蔵尊。正式なお寺の名前は圓蔵寺と言うようですが、一般的には「柳津の虚空蔵尊」で通っています。只見川の畔にあり、古来から東北人の信仰を集めて来たお寺です。本堂は崖の上にせり出した「崖造り」。京都の清水寺みたいな舞台造りになっています。広い境内は深い雪に覆われ、桜の枝が雪のために折れていました。

 本堂へ降りる石段が凍っています。おっかなびっくり、手すりを持ちながら下ります。雪を被った石仏や句碑も趣があって良いですね。本堂の中は真っ暗。ほの暗い中にわずかの照明しかないためですが、雪で目が眩んだせいもあるでしょう。その暗闇の中にご本尊の虚空蔵菩薩像やたくさんの仏像が立っています。これがまた何とも不思議な雰囲気でした。


  雪踏みて 古寺初詣 奥会津


  虚空蔵尊 雪に埋もれし 句碑ありて


  虚空蔵尊 雪に折れたる 桜かな


  雪折れの 桜ありけり 圓蔵寺


  初詣 石段凍る 寒さかな


  雪国や 仏の顔の 暗きこと


  雪の古寺 暗き御堂の 諸仏かな


  雪の古寺 諸仏 お暗き堂にゐて


  崖造り 虚空蔵尊の 雪深き





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.01.24 15:19:11 コメント(6) | コメントを書く
[俳句] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: