マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.01.29
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カテゴリ: ウルトラマラソン


 車の通ってない車道を、ブーツで走る。どうやら道路は凍ってないみたいで、新雪が滑らない。一瞬自転車の方が良かったかと悩んだが、やはり止めて正解と思い直した。風が当たる自転車の場合は、薄いウインドブレーカーでは寒過ぎるし、ジャンパーを着たら脱いだ時にリュックに納まり切れなくなる。途中コンビニに寄り、食料調達。

 8cmほどの新雪ならブーツでも走れる。翌日妻に聞いたら、さらにその後も降ったようだ。地下鉄の駅まで3kmほどを走ると体が熱くなった。時間も十分間に合いそうなので歩き出す。ほとんど乗る人がいない始発電車には雪が被っている。車庫から出て来たばかりなのだ。仙台駅で降り、JR駅まで地下道を急ぐ。新幹線も仙台始発なのでガラガラ。この車両も雪を被っていた。

 6時6分定刻の発車。早速朝食に取り掛かる。食べたのはお握り3個とカツサンド。ソースの味が美味しいサンドウイッチにはエビが入っていたようだ。これが今日走る、大切なエネルギー源になるのだ。食後は歯の掃除と薬を服用。おもむろに読みかけの『徳川家康』第20巻を取り出して読書。白石蔵王駅は、まだ暗かった。県境のトンネルでは、窓ガラスを雫が横に走った。

 福島駅で明るくなり、郡山付近で朝日が出た。宇都宮はきれいな青空。東北はまだ厳しい冬のさ中だが、関東平野はまるで春のようだ。大宮付近から雪を被った富士山が見えた。それが次第に西の方角になるのが不思議だった。東京駅で京葉線に乗り換え。以前は一旦駅の外に出て、長いエスカレーターを乗り継いだのに、今はベルトコンベアーのような歩道に変わり、ずいぶん楽になっていた。

 各駅停車で確か5つ目の葛西臨海公園駅で下車。公園に入ると、目の前に大勢のランナーが集まっていた。何とそこに宮城UMCの仲間がいた。K藤さんとK村さんだ。いや~、これには驚いた。おまけに仙台の女性ランナーがもう2人。彼女達はウルトラのデビュー戦だが、1人は柴又帝釈天から電車を乗り継いでゴール地点に帰る由。彼女達は前泊組。当日仙台から参加したのは、私だけのようだ。

 受付に行くと、主催者のS木さんが握手してくれた。年賀状で私が不整脈の手術を2度受けたのを知って、驚いたようだ。ゼッケンナンバー「555」は、やはり彼が予め選んで送ってくれたみたい。「集合時間に間に合わないかも」と申し込み時に書いたためだ。雲峰師匠とも久しぶりの対面。お互いに病状を話す。



 K藤さんが「お酒を飲んだ?」と聞く。彼女はもう飲んだみたい。レースの前に日本酒を飲むなんて、何とまあ砕けた大会だ。剣菱をコップで3分の1くらい戴く。トイレを済ませ、スポーツドリンクを買い、上着を全てリュックに詰めて運搬用の車に載せた。その車内にはネギの束。これはゴール後のサービスでスープとうどん用のものだろう。

 主催者のS木さんが言う。「大会要項には41kmとなっているけど、実際は44km。それ以上あると言う人もいるけどね」。まあ、呑気なものだ。第1回の「佐渡島一周」では206kmが工事中と迷子で215kmくらい走ったもんなあ。S原パパのコース説明の後、S木さんのカウントダウンでスタート。私にとっては1年4カ月ぶりのレースが今始まった。<続く>





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Last updated  2013.01.29 05:09:59 コメント(4) | コメントを書く


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