+CloverSky+

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2006.08.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
もしもこの世界にある全ての星たちが

一生を終え消えてしまった人々ならば

死してなお..光輝けるなんて

とても強い考えで

そう考えた人はどれだけロマンチックなんだろうか

ゆっくりと沈む太陽を眺め

ゆっくりと色を変える空を見つめ

次第に輝きだす月が尊く思え...

オレンジ色から紫色へ



星たちが輝ける色に移りゆく

私の左から流れる静かな風が

今夏の香りを運び込む

私の鼻を掠める夏の風

運ばれてくる石けんの匂い

輝きだした星たちが

溢れる程に空一面に敷き詰められ

きっと私の肉眼では見ることのできない星がまだたくさんあるのだろう

手をのばしても届くはずがなくて

でも

今ここでなら届きそうな気がしてならないよ



手は儚く

心は脆く

そしてまた静かに風が吹く





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Last updated  2006.08.02 19:52:20
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