絵本のススメ。【0・1歳】

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~は・じ・め・に~


ふむふむ・・


私は読書家ではありませんが、職場で子どもと絵本を読む時間は大好きでした。

たくさんのコと楽しみながら・・、一対一でしっぽり・・

どちらも子どもの発想や反応はとても可愛いし、すごくいい時間ですよね。

だから・・ぜひ!絵本を読んでください。

個人的な見解ですが、参考までに。

あなたの! ご意見 もぜひお聞かせください(*´∇`*)



まずは入門編!

 【はじめての絵本】・・・8ヶ月頃から 
 【おひざで読もう♪】・・・1歳頃から 
 【コレ読んで!】・・・1歳半頃から 




* はじめての絵本(8ヶ月頃~) *





遊び


遊びの絵本です。
物語はまだ理解できないので手遊び感覚で。ボロボロ覚悟!!
めくる楽しみを味わわせてあげてください。

ボロボロになった本ほど人気のある証拠。
大事に扱うのも、だんだん覚えます。
今は触れることから・・。

『いないないばああそび』 偕成社/きむらゆういち作

  自分でめくって「いないいないバア」
  親子で一緒にめくって「いないいないバア」
  赤ちゃんの大好きな遊びの絵本です

『あがりめさがりめ』   福音館書店/いまきみち作

 ♪あ~がりめ さ~がりめ・・、歌いながらめくっていくと・・!?
 子どもといっしょに結末を楽しんでください。

『たまごのあかちゃん』  福音館書店
     かんざわとしこ ぶん/やぎゅう げんいちろう え


 ちょっと雰囲気の違う「いないないばぁ」のように読める
 作品。たまごからいろんな生き物が生まれます。
 タマゴ→あかちゃんの変化の時のめくりのタイミングが大事!
 ちょっとタメがあると喜ぶと思います。



生活



挨拶や返事、ものの名前など日常生活の中でよく耳にする言葉。
言えなくても理解をしています。
理解しようとしています。
絵本の世界でも聞かせてあげてください。

繰り返しが多く、大人にはたいくつな本かもしれませんが・・

『こんにちは』  福音館
          わたなべしげお文・おおともやすお絵


  いろんな人にくまくんがご挨拶。
  「かわいいかわいい」の所で同じようにしてあげると喜びます♪

『ばいばい』『じゃあじゃあびりびり』
           偕成社・まついのりこ作


  赤ちゃんの初めての芸といえば・・バイバイ!
  いっぱいバイバイしちゃってください。

  じゃあじゃあびりびり・・など繰り返しのフレーズは
  聞き取りやすく言いやすいもの。
  散歩の最中にも思い出して語りかけてあげたいですね。  



音を楽しむ


なんか面白い。なんか不思議。
コトバの面白さを親子で感じちゃってください。
理屈じゃなく、楽しい!

このテの本って読み手の力が必要!?(-"-;)
まぁ楽しめばよいと思います。
永く楽しめる本です。

『もこもこ』 文研出版
     たにがわしゅんたろう作 もとながさだまさ絵


『ころころ』 福音館/本永定正 作・絵


  とにかく読んで、親子でそれぞれの楽しみ方を発見して
  いきましょう!!



~番外編~



押すと音楽が鳴るタイプの本。
これ今多いですよね。

個人的にはあまり好きではなかったのですが、ボタン好きな
時期に試しに買ってみました。
オルゴールサウンドでやさしい音だったので選びました。

泣いている時も、あわせて歌うと喜んでいました。
たまにはこういう絵本も面白いですね。








* おひざで読もう♪(1歳頃~) *





みじかい物語(1)


繰り返しの多いおはなし絵本。
単純な物語ならもう理解しているハズ。
が、集中して読むのを期待しすぎないで・・!

じっと座って見る子、好きなページだけ見る子。
絵本を相変わらずかじりたい子。( ̄ー ̄;
個人差はあります。
好みも出る時期。
子どもの興味のあるものが登場する本を探してネ。

きちんと全部読めなくても、気にしない!
省略してもOK!
楽しんでいればいいのです。

『いいおかお』『のせてのせて』
    ~松谷みよ子あかちゃんの本~/堂心社


  今のものに比べると地味で、ちょっと古い印象はありますが
  松谷みよ子さんの本は言葉がとても優しい・・。
  子どもへ語りかけながら読むとなんだかほっとする作品。
  「いいおかお」は最後に一緒にビスケットを食べて遊びます♪

『おたんじょうび』 偕成社・まついのりこ作

  入門編のでも紹介したまついのりこさんのシリーズです。
  何もお話はないので、親子でお話を考えてみてください。
  我が家では、最後のページでハッピバースディを歌います。
  なんとなくお誕生日の雰囲気はわかるかな!?

『おつきさまこんばんわ』 福音館書店・林明子作

  あかちゃん絵本のシリーズの一冊。
  くつくつあるけ・おててがでたよ・きゅっきゅっきゅっ
  四作品あります。赤ちゃんの生活に密着した内容なので
  興味のありそうなものから読んでみると良いかもしれません。
  林明子さんは絵がステキ。
  子どもの表情や目線がよくでています。
  おつきさま~・・を読んでから、日暮れのお散歩で月を
  認識するようになりました(*´∇`*)




たべもの


食の細いコも、食べるコも、み~んな大好き!
絵本の中のリンゴをむしゃむしゃ・・
普段は苦手な野菜も絵本ならむしゃむしゃ。

単純においしそうな本をご紹介♪
いっぱい食べてね。


『くだもの』 福音館書店・平山和子作

  おいしそうなくだものの絵!!
  大人も思わずジュルッ・・っとなってしまう一冊です。
  だんだんわかる果物が増えてきて面白いです。
  そういえばコレあげたことないな~なんて思いながら
  読んで、思わず買ってしまうことも。

『ぼくのぱんわたしのぱん』 福音館書店
          林 明子え/神沢 利子さ


 ぱんの作り方を紹介した本。
  内容はまだこの頃は難しいと思いますが、おいしそうな
  パンが登場するので眺めるだけでも楽しめます。
  食べている姿もオイシソウ・・
  私はこれですっかりパン作りにハマりました。

『やさいのおなか』 福音館書店
              きうち かつ さく/え


  調理前の野菜の姿を見るいいチャンス。
  いつもは好き嫌いする野菜も、この本なら食べます。
  不思議・・。
  食事の用意の時などに、台所で実物を見せてあげると
  イメージが膨らむかと思います。



キャラクター


決まったキャラの登場する本。
「この絵は知ってる!!」
とばかりに指さし、母に確認。

シリーズ化している作品は子どもにも大人気。
お気に入りを親子で見つけてください。

『ノンタンおねしょでしょん』
『ノンタンあわ ぷくぷく ぷぷぷう』  偕成社
         おおとも やすおみ さちこ さく/え


  ミッフィーやしまじろうなど子どもの気に入ったもので
  よいと思います。
  我が家はネコがいるのでネコキャラにしてみました。
  くりかえすフレーズと表情がわかりやすいです。
  内容も日本的なので子どもにはミッフィよりもわかり
  やすい気はします。




~番外編~


・テレビ番組の本
・子ども用ではないが好きなものが出てくる本

こういったものも子どもの目をひくようです。
子ども向けの本やお堅い絵本もいいですが
たまにはふろくで遊ぶのも・・

大人だって週刊誌見るし。
新聞ばかり読めって言われてもねぇ。
バリエーションは必要。

本屋さんで開放してみると面白いですよ。
知ってるモノ、興味のあるモノ、もってきます。
うちの場合、鉄道専門誌でした(⌒▽⌒;)
料理本も好きでした。







* コレ読んで!(1歳半頃~) *





図 鑑


言葉が出てくるようになるこの時期。

散歩中に犬や猫を見て「ニャンニャン!ワンワン!」と教える姿は
可愛いものです。絵本の中でいろいろな動物と出会ってください。
泣き声やしぐさも一緒にやってみると面白いですよ。

また、植物や乗り物、周囲の環境に興味を持ち、吸収している頃。
図鑑のようなものも喜ぶでしょう。

でも気をつけて!
「教えよう」と思ってしまうと面白さ半減・・・
子どもの知りたい気持ちに応えるだけでいいんです。
勉強じゃありませんから♪

『どうぶつのおやこ』 福音館/薮内正幸・絵
    このリアルな動物の絵がいい!
    平面的な簡略化したものもかわいいですが、実際の姿も
    見せてあげたいです。
    おっぱいを飲んでいるコあり、じゃれあっているコあり
    さまざまな表情があります。

『のりもの』 学研
    ちいさな図鑑ポッケのシリーズです。
    この小さい中に、船・電車・バス・自動車全てのって
    います!持ち歩きにもいいサイズ。
    乗り物好きな子にはオススメ♪
    大人も意外と知らないことがわかって楽しいです。

『草花と木』 山と渓谷社
    ヤマケイジュニア図鑑のシリーズです。
    これもコンパクトサイズなのでお散歩にも持っていける
    いいサイズ。
    目にする草花はたいがい載ってます。    
    自分の勉強に買いましたが、子どもも見たがるので
    一緒に見ています。
    知っている花を見つけると嬉しいようですo(*^▽^*)o



みじかい物語(2)



単純な繰り返しだけでなく、起承転結があるものもかなり
読めるようになってきます。
子どもの好きなモノが主人公ならなお良し!

背表紙や表紙にも楽しみがあります。
広げてみたり、じっくり眺めてみたり、してみてください。
子どもが意外な発見をするかもしれませんヨ(*゜▽゜)ノ

『ぞうくんのさんぽ』 福音館/なかのひろたか作・絵
    ぞうくんがみんなをおんぶしてお散歩へ♪
    どんどんおんぶされていく様子がおかしいらしく
    ページをめくるたびケタケタ笑います。
    かば・わに・カメさんをのせたぞうくん、このあと
    どうなるのでしょう・・・!?

『うさこちゃんとどうぶつえん』
            福音館書店/ディックブルーナ

    ご存知、ミッフィーちゃん!
    うさぎが動物園( ̄◇ ̄;)
    な~んてつっこみを入れたくなったのは私だけ?
    シンプルなイラスト、いろんな動物が登場します。
    図鑑とは違った楽しみ方ができますね。

『がたんごとんがたんごとん』 福音館/安西水丸作
    乗り物マニアの入門編のような一冊(^▽^;)
    お客は哺乳瓶にコップにくだものに猫とねずみ。
    一体どこにいくのかな?
    汽車のなんともいえない、ちょっと気張った表情
    がたまりません!!    



考・想像


かなり知的にも成長してきます。
お話だけでなく、ゲーム性のあるもの、すこし頭をつかう
ものも喜ぶでしょう。
難しすぎるものでなく、適度に達成感があるもの。
少し手助けすれば理解できるもの。
本屋さんや図書館でお子さんと探してみてください。

また、特別にお話がなくても、想像したり表情を見て楽しん
だりする本も十分楽しめる時期です。

これもやはり、『楽しむ』ことが鉄則!
勉強させよう、教えようと思ったらいけません。



『きんぎょがにげた』 福音館/五味太郎作
    その名の通り、金魚が水槽から逃げました。
    どこにいるのかな?探してください。
    こんなの簡単だわ・・・と油断していると「アレッ?」
    難しいのもあるんです。わかるかな?

『やこうれっしゃ』 福音館/西村繁男作
    ちょっとレトロな感じの本。
    夜行列車に乗ってみたくなります。お話はありま
    せんが、乗客それぞれにストーリーがあり、開く
    たびに新しい発見があります。
    モデルの列車は何?これはどこの駅?
    大きくなったらそんなことも調べても面白いですね。
    そうそう。
    表紙と裏表紙を広げてみると・・・!!!

『あかいふうせん』 社/作
    やはり言葉はありません。
    どんなお話なのか想像してみてください。



生活習慣



まねっこ大好き!
なんでも「自分で」できるような気がして・・・
なんでも「自分で」やりたくて・・・
身の回りのことも、未熟ながら何でもできるようになって
きているはず。

でも。上手く出来ないΣ(>д<) !
どうしてもイライラしがちな、自我の時期。
そんなときには楽しめる材料を絵本から拾ってみては?
意欲にもつながってくると思います。

『おててがでたよ』 『きゅっきゅっきゅ』 福音館
                  林 明子文/絵

    この時期、着替えや顔拭きなど嫌がったり逃げたり
    しがち。・・・それって、自分でやりたい!証拠。
    この絵本のように声をかけてあげたら楽しんでできる
    かもしれません。
    こっそり手伝ってあげるのをお忘れなく☆

『はけたよはけた』偕成社
         かんざわとしこ・文/にしまきかやこ・絵

    何かが出来るときって案外こんな感じ。
    思いもしなかったことでできるようになっちゃう。
    細かいストーリーはわからないでしょうが、動物や
    ドテン!の部分なら少々理解できるでしょう。
    おしりをだして逃げる姿が同じ~と笑っています(>▽<;
    絵がやさしいせいか、自分でよく広げています。

『ねないこだれだ』
           福音館/せなけいこ・作

    寝ないと・・・Σ(゜皿゜) 
    個人的にはこのシリーズは後味が悪くて苦手なのですが
    図書館で借りてきたら思いのほか楽しんでいました。
    脅しや躾に使うのはちょっと・・・と思いますが
    コワイお話もいいかも、と思い紹介します。
    この本によるとやっぱり子どもは9時までには寝る
    べきのようですねぇ。



~番外編~



おひざで読む段階から一歩前進!
紙芝居なんてどうでしょう。

参加型のものならば、もう十分理解して見られます。
初めて読む人も、緊張せずに絵本と同じ感覚で読ん
でみて下さい。

『おおきくおおきくおおきくなあれ』
           童心社/まついのりこ・作

    おおきくなあれ!
    不思議!みんなで魔法をかけたら大きくなるよ。
    裏に読み方やセリフが書いてありますが、だいたいで
    いいと思います。
    子どもの様子で工夫してみましょう。
    顔が紙芝居の後ろに隠れてしまうと、子どもの様子も
    わからないので、脇から見えるように持ちましょう。
    読み手の表情も紙芝居のひとつです!





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