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rick_kaz

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2002.12.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 作詞作曲の仕事が今ほど無くなってしまった要因はいくつかある。

 まずは日本独自の原因として楽曲制作システムが無いこと。
 音楽出版社がプロダクションによって運営され、アーティストの作品を優先させるがためと、
同じ理由により、楽曲制作システムが存在せず、楽曲カタログのストック及びその制作に対するノウハウが無い為、
作品がクオリティをもって供給されてこなかったことがニーズの要求を失わせた。
 これは著作権ビジネスをプロダクション任せにしてきた作家側の責任だ。

 2つめとして、アイドルが不在になったこと。
 今いるアイドルはほとんど全ては独立系プロダクション型メーカーによるもので、
アイドルの商品化からCD流通まで全て社内だけの業務で行うものだ。


 そして3つめは、作家の作品が楽曲のクオリティばかりを追及し、アーティストを失望させてきたからだ。
 これは特に作詞家によくあるケースで、良い楽曲は作れるが、アーティストを売ることができる詞や生かすメッセージが作られず、そういったプロデュース感覚のない作詞家が多くのシンガーを失職させ、自らの作品をリリースする機会をも失ってしまうこととなった。


 ここで一つ、楽曲の安定供給と現在活躍する作家型プロデューサについて考えてみよう。
 作家型プロデューサと作家の違いは、自ら考えた音を作ってゆき狙ったアーティストを獲得してゆくか、応じた作品を提供するだけとの違いがある。
プロデュースというのは売り方を考える仕事であり、それが出来る人は自然にプロデュース型に移行してきている。
 アレンジャーがサウンドプロデューサに移行するのも全く同じ流れだ。
当然ただのアレンジャーもどんどん失職している。

 これからは自分の作品に固執する人は失職するか、常時安定供給するかの道しか残されていない。
 そのためには重要になるのがディレクターの存在だと思う。
常にニーズを作家に伝え、一緒に制作しストックしてゆく。作家も常にリクエストをしてゆく。
そういう事が出来る人間はおそらく5~6名くらいしかいないのではないだろうか。

次世代クリエイターには最も理解しておかねばならない事柄だろう。

 またもう一つ問題なのが音楽の多様化に一クリエイターが対応できるのかどうかの問題。
 これだけ多ジャンルの音楽を理解し把握するためには、出来ないと思うジャンルに自ら挑戦してゆく姿勢がなければ務まらない。
アレンジャーならともかく作家はどんなジャンルの作品をもストックできることが最低条件になってくる。
 もっとあらゆる音楽を吸収し、勉強して欲しいと願うばかりだ。







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Last updated  2005.06.10 14:26:09


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