私達の会は皆さんボランティアで参加していて通常はスタッフ5~6名で活動していますが
毎月の譲渡会の時には、会員さんやボランティアさんが
10人程度お手伝いに来てくれています。
最近は、代表が 公立大の「ボランティア論」 の意見交換会に参加したのをきっかけに
大学生のボランティアさん達も数名来てくださるようになり大変助かっています。
公立大では地域ボランティアへの参加を
教育の一環として積極的に取り入れられているようです。
そして、以前お手伝いに来ていた国際大学の学生さんが
昨年からカナダに留学されていて
何度かカナダの動物ボランティアのレポートを送ってくださいましたので
皆さんにご紹介したいと思います。
レポートは2007/12月と2008/1月に届いたものです。
日本とは随分と違うボランティア事情、動物事情をぜひご覧下さい。
「こんにちは、お元気ですか?
この前、動物に関するボランティアに登録をして ミーティングに参加してきました。
私はバンクーバーに住んでるのですが、動物関係のボランティアの話をすると
市民の方は必ずどこかの団体の名前を口にします。
代表的なのは 「SPCA」 というグループなんですが、
このグループは規模が大きくて、カナダ全体の各州に支部があり
動物たちの保護などをして、特に犬や猫に力をいれてるみたいです。
ニュースチャンネルなどを見ていると、 必ず横に迷子の情報が載ったり、
里親を募集する情報がエンドレスで流れていて、市民は皆存在を知っています。
ほかにも沢山の動物に関するボランティアがあって、
私は今度犬の散歩のボランティアをしてみようかなあと思っています。
夕方に施設に保護されてるわんちゃんの散歩をお手伝いするボランティアなのですが、
ボランティアをする前にきちんとしたミーティングがあって、
そこで散歩のルールや方法などを教わってからのボランティアなんですよ!
私が今日参加したのは、野生動物保護のボランティアのミーティングだったのですが
今回はこの団体がどのように保護しているか
保護したあと野性に返すまでどのようにケアしているか、などの説明でした。
ビデオを見たのですが、ほぼ獣医さんみたいで、
私は英語力が乏しい上にこんなハードなことできるかなあって不安だったのですが、
マンツーマンで教えてくれるとのことで、次回のミーティングに予約しました。
今日のミーティングは、野生動物なので細菌などの危険性や、
その他過去に起こった事故なども説明したうえで、
参加するかしないかを決めてくださいというものでした。
そこで参加することを決めた人が、次回どのようにケアしていくかを学ぶみたいです。
バンクーバーの動物に関するボランティアをしてる団体さんは、
必ずこのようなミーティングをした上で参加するかしないかという話になります。
そして私が一番痛感したのは、 市民の動物に対する意識か違うなあということでした。
土地柄もあるかもしれませんが、ここでは週末になると、
学校のグラウンドが開放されて、愛犬家の方が犬と戯れてるところをよく見ます。
また広い公園がすごく多く、 飼い主がルールを守って犬と遊んでるのもよく見ます。
どの市民の方も最低でもひとつのボランティア団体の存在を知っているし、
年齢層も幅広く、10代~60代以上の方まで
たくさんの方がボランティアに参加しています。」
2007/12/9
「学校に提出するレポートを私は動物についてというトピックにしました。
レポートを書くにあたり、バンクーバーの動物事情を 調べましたので ご報告いたします。
カナダの州によって少し異なるのですが、
バンクーバーでは犬を飼う場合ライセンスが必要です。
ライセンス取得にあたって、住まい、かかり付けの獣医さん、
不妊去勢済みであることを示すものがないと、ライセンスは取得できないみたいです。
ライセンスを取得しても一年ごとに更新が義務付けられていて、
ライセンスは犬の首輪につけることが決まりです。
その犬がどこに住んでるか、飼い主は誰なのか明らかにしないといけないそうで、
もし散歩中に警察と遭遇して、首輪にライセンスがないと、尋問されます。
ただ、猫にこのライセンスが義務付けられておらず、 今抗議が起こっていると聞きました。
それから、法律もしっかりしていて、
もし飼い主が暑い夏、寒い冬にペットを車に置き去りにした場合、
虐待とみなされて罰金もしくはペット没収だそうです。
無駄吠えがひどい場合、ペットが脱走した場合も、
飼い主はきちんとしつけができていないとみなされ、同じように没収または罰金です。
ひとつ納得できなかったのが、犬が人を噛んでしまった場合、
裁判の結果と州によるそうですが、ひどいときは犬は安楽死させられると聞きました。
しかし大抵の場合、罰金と飼い主がしつけ教室に通うこと、
ボランティア活動への参加が義務付けられているそうです。
カナダでこの活動を支えているのが「SPCA」という動物保護団体の存在なのですが、
SPCAには付属の動物病院があり、もしSPCAから動物を引き取った場合、
不妊去勢の手術無料、診察代半額など、いくつかのメリットを設けています。
一般の方も、普通の動物病院より安いということで多く利用されてるみたいで、
その料金が保護動物達への資金になると聞きました。
SPCAはカナダ全体で69ヶ所存在し、発足はイギリスが最初のようです。
その他にも、ロッキーマウンテンに行く途中に高速道路沿いに
ずっと鉄のフェンスが設置されていたり、 高速道路の上に変な橋がかかっていたり、
話を聞くと、フェンスも橋も野生動物のために政府が設置したものだと
ツアーガイドさんが言っていました。 車との衝突事故を防ぐためだそうです。
フェンスを設置している州はとても多いらしく、本当にびっくりしました。
話は前後しますが、ペットに子供を生ませるにも免許が必要だと聞きました。
悪質なブリーダーを防ぐためです。
逆に日本の話は、私があまり詳しくなかったのもあってきちんと話せなかったのですが、
いのちを守る会さんのHPから少しだけ抜粋してエッセイに書かせていただきましたら
カナダの方は、その差にとってもびっくりしました。
会や会員さんのブログは頻繁にチェックしてるのですが、見るたびに泣いてしまいます。
私にはたいしたことはできませんが、
少しでもできることを見つけてできるだけ力になれるように頑張ります。
宮崎に帰ったらまた是非お手伝いさせてください。 カナダから活動応援しています!」
2008/ 1/28
貴重なレポートをありがとうございました。
近い将来、日本もこうなる日を信じて頑張りますね!
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