桃チョコ

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★明☆

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2007.03.10
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「フォッフォッ!」

虫は細い腕で口を覆い「失礼」と軽く謝った。

何で?いつから?。

実夢子はさっきから何もかもが巨大化していたことを思い出した。

いや、大き過ぎると思ってたのは自分が小さくなっていたから。

 先程謝った虫はクスクスとまだ笑っている。

普通サイズのものはこのお店にあるものだけと思った。

それはただ小さいそこの虫に合わせてすごく小さく作ってあるだけのこと。

「何でよ。」



「何でこんなふうにされなきゃいけないの。」

「何故と言われましても私が魔法をかけたわけじゃないですよ?」

「じゃぁ人間に戻して頂戴!」

実夢子は虫の近くまで戻り、大声を出した。

「それは私に言われても困ります。私は 祇兎 ( しう ) 嬢ちゃんの頼みでここにいるだけなんですから。」

「あなたは私が虫になったことと何ら関係がないと?」

「はい。そして戻し方も存じません。」

ーそんな。。

「フォッフォッ!」

自分の周りに黒い空気が漂っている気がした。



むしろ先程から笑ってばっかりの変なやつ。

実夢子は目の前の従業員を 睨 ( にら ) んだ。

「そんな目をされても困りますよ、お客さん。」

「私は不動産など買う客ではありません。私は人間です。」



ーバンッ!

実夢子は両手で机を叩く。

「虫にどう判断されようと、私は人間です!」

虫は一瞬驚き、笑うことを止めた。

するとやれやれという表情をしながら鏡をまた指差した。

「しょうがない。お喋りになりますか? 祇兎 ( しう ) 嬢ちゃんと。。」





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最終更新日  2007.03.10 11:06:58
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