国際結婚ですが、平凡な家庭です

国際結婚ですが、平凡な家庭です

結婚まで



国際結婚は、色々ややこしことが多い。

まずは、両親への挨拶。

夫の独断と偏見で、カンボジアへのご両親への事前挨拶は、なし。

つまり、結婚式前日に初めてお会いして、翌日は結婚式。

「反対されたらどうするの?」

「反対されても、俺が決めた事だから。」

反対賛成の意見を聞くこともなく、「俺、結婚するから。」と電話で報告。

そんなのでいいのかー?しかし、遠いから仕方ないかな。

で、賛成?反対?

・・・・・


そして、私の親への挨拶。

「娘さんを下さいとは言わないから。」

は?では何ていうの?

彼女=物ではないので、上記のフレーズがあまり好きではない、夫。

もちろん、国際結婚。

大賛成なわけもなく。

夫は自己紹介から延々、1時間半、自分の生い立ちから今までの育ってきた環境を一人で刻々と説明。

それに対して父は、「反対もしないし、賛成もしない」

その言葉に夫は、「いや、賛成してもらわなければ困ります」

と食い下がり、すごーく努力している姿勢に、「やっぱりこの人で良かった」なんて感動。

母には、「ちょっと、彼だけに頑張らせないで、あなたも何とかしなさい。」と言われる始末。

まあ、結局賛成も反対も無しで「勝手にして」状態の父。

それに懲りず、後日またまた説得にくる夫。

根負けしたのか最後は、

「カンボジアに行って、自分の目で見て、最終反対そして結婚式にも出ない事もある。」なんて言う父。

少しづつ折れてきてるのか?

どうなる私の結婚式?

結婚式の準備もあるので、カンボジアに先に二人で行きたいと申し出ると、もちろん返事は「駄目!」

頭固い。

仕方なく、夫も出発を遅らせ、一緒に旅立つ。

いざ結婚式、父はというと、お得意の営業スマイルで、ニコニコ。

うっ、ありがたいけど、こちらは本当に結婚式前日に破談なんてことになったらと心配してたんですけど・・・。





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