国際結婚ですが、平凡な家庭です

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カンボジア挙式:準備編



カンボジアは、入り婿制なので花嫁の家で結婚式をするのが普通。

カンボジアで家のない私は、プノンペンで結婚式もできるレセプションホールを借りました。

結婚式前日、担当者との打ち合わせ。100%理解できず、すべて夫任せ。

普段、仕切り屋の私ですが、この時ばかりは、夫に従う貞淑な妻(一日前ですが)。

でも、見てて分かるのは夫が何かを非常に拒否している?

後で聞くと、新郎新婦の二人だけのダンスを断っていたようだ。

うっ、したくない。

その後、「実際に結婚式してるから見る?」と担当者。

日本ではありえません、招待もされてないのに勝手に見学です。


打ち合わせも終わり、次は衣装合わせ。

「ウエディングドレスはこの中から選んで。」

すっ、少なっ。

ウエディングは日本で着るので結構なんですけど・・・

「披露宴はウエディングって決まってるから。」←ほぼ強制

選んだドレスの試着、ファスナー半分上がらない(泣)

「大丈夫、大丈夫、前の人少し細かったから、明日までには直しますよ。」

本当に大丈夫?サイズかなり無理あるんですけど(汗)

ふっ、不安だ~。

そしてカンボジアの伝統衣装は巻くだけなので、試着無し。

さらに不安だ~。


招待状は、親戚、友人が連絡できる人は前もって発送、夫しか知らない人は、前日に電話。

必死に電話を掛ける夫の横で、私と両親暇持て余してました。

カンボジアでも招待状があって、結構かわいいレースみたいなカードでしたが、私の名前のスペルが間違えているなんて細かい事は、こちらでは気にしない?気にしちゃいけない(笑)

列席者は、夫の招待客のみで約600人。多いようですが、カンボジアでは普通。

それから、花婿の家から花嫁の家に来る時に持参する、果物とかお菓子、お土産の準備拝見。

銀の器に綺麗に盛られた、極彩色の超ド派手なお土産君たち。

迫力に圧倒。りんご・みかん・ぶどう舶来物が並びます。

しかーし、マンゴー・マンゴスチン・ランブータンの方が日本人には価値があるなんて口が裂けても言えません。

それから、プノンペンに集まってきている親戚への挨拶です。

言葉が分からないので、ひたすら営業スマイル^。^

「この子は誰?」

「知らない、誰かの子だろ。」

「この伯母様は?」

「知らないけど、多分親戚。」

数が多すぎて夫も把握できてない様子。

夜ご飯は、夫のご両親・兄弟と食事。

カンボジアに来てからずっと、お粥だけにしてとかスープだけにしてとか注文がうるさい夫。

ケチってるのではありません、結婚式までは細菌性の食あたりにならないように、気遣ってくれているのです。

しかし、ご馳走を目の前にして食欲が・・・。

夫の目を盗み、ちょっとつまみ食い。美味しい。

長かった一日が終わりホテルへ。明日はいよいよ結婚式です。



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