花より男子★二次小説   夢 桜 庵

渡れない天の川(後)(類×つくし)


俺のところへあいつ・・・司がやってきた


「司・・なんで俺の居場所がわかったの?何の用?」


ついぶっきらぼうに答えてしまう俺


「おいおい、忙しい中俺様が尋ねてきてやったのにその言い草はねぇだろ」


仕事帰りだったのかスーツを着ていた親友は高校時代とは比べ物に
ならないくらい落ち着いた大人へと変貌していた
ネクタイをゆるめながら・・司は・・俺に言った

「俺は今でも牧野の事が好きだ」


俺は目を見開いた


「でも、今牧野の心にあるのは・・・類・・お前だけだ」


さらにおれは驚愕した

(今・・・今って!!まさか!!)

「司!!!つくしの居場所知ってるんだな!!」


俺は思わず司の胸倉を掴んだ
司はニヤッとして言った


「・・・まあ類教えてやってもいいぜ・・・
 類の本気も見れたしな・・・
 俺は牧野の事は好きだ・・・でも道明寺を・・家を捨てることは出来ない
 でも類・・・お前は捨てたんだな・・牧野の為に」

「俺はつくしと一緒にいられるなら何だって出来るよ」


 そう言うと司に向かって微笑んだ


そして、司からつくしの居場所を聞いた




俺はすぐに空港に向かい・・・そして・・・


つくしのいる北海道へと向かった








つくしのいる場所近くまできた

もう既に外は暗かった

つくしのいる場所へと一歩一歩近づいていく


そこには・・・


窓を開けて空を見上げているつくしの姿があった

何年ぶりだろう
俺は不覚にも涙がこみあげてきてしまった

つくしが俺の姿を瞳に捉える

つくしが息をのみ・・・そして瞳には大きな涙があふれていた


二人の視線が絡み合う


お互いに走り出す


つくしは部屋から裸足で飛び出す

俺はつくしの部屋に向かって走り出す


お互い触れられる位置まで近よった
でもなかなか触れられない

つくしが嗚咽する


俺は思わずつくしを抱きしめる

「・・・もう俺に言わないで離れていかないで・・
 俺はつくしが短冊に残していった天の川渡ってきたから・・・」

それを言うのが俺の精一杯だった


でも・・お互いの気持ちは口に出さなくても分かってると思う
だって俺達はお互いが自分の魂の一部だから・・・



(おわり)



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