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魔力

以下、面倒なので省略形で。
ば(バーカー)
わ(まおさん)

ば:先ほどの名の話に関わるが、精霊の世界というのは全てがイメージと直感で成り立っている。
人が言葉を発するとき、まずイメージが浮かぶだろう。それを言葉で紡ぎ合わせていくわけだが、言葉にせずにイメージに直接エネルギーを投入するのが精霊魔法のシステムだ。
もちろんシンボルや呪文を使う事もある。だがそれは補助でしか無い。

基本は脳内に発生した念であり、その念を現実化させるために必要なシンボルを構築しイメージを投影する。そしてエネルギーを投入すれば出来上がり。
これを言葉を使わずに無意識レベルの作業で行っておるのだ。



人がリンゴを食べたいと思うとき、どんな状況であろうか。

まずはリンゴを想起しなくてはならない。脳内にリンゴのイメージが浮かび、味、香り、映像、重み、大きさ、色合い、それらが瞬時に結像するだろう。
”想起”するというのは何らかのきっかけが必要になる。起承転結の起だな。これが無くては念が生じん。

ぱっと頭の中にリンゴを思い起こすための情報が流し込まれる。その情報をきっかけとしてリンゴそのものが連想され、そこから、”食べる”と言う行動に思い立つのだ。

まず人はここまでの段階ですでに言葉を頭の中で利用してるだろう。”リンゴ”が浮かんだ段階でリンゴという単語を必ず発してるだろうし、 発した瞬間にリンゴは手に入らない。

わ:入らない?

ば:そう、手に入らない。リンゴが欲しかったらリンゴと言ってはいけないのだ。

わ:面白い理論だな。その理由を詳しく解説してもらおうか。

ば:うむ。人は何かを考えるとき、必ず言語を利用する。言語を使う事で論理的な考察を可能にしてきたのが現代人だ。
言語は物事を説明したり事象の成り立ちを考えるためには非常に便利なものだ。これも実は精霊が与えたものなのだが、それによって人はとても大切な能力を失った。自分以外の存在を感じ取る力だ。

わ:そりゃそうだろう。気やプラーナのように微妙な感覚を必要とする技術は言葉で教える事は出来ない。直感的な感覚に頼るのだから言葉は逆に邪魔になる。そういうのと似てるだろ。


お前さん、引き寄せの能力を使ってるだろう?それで説明できるか。

わ:そうだな。例えば仕事の事だが、ある患者さんのイメージがふっと思い出される事がある。すると間違いなく数日以内、場合によってはその日のうちに来院する。

ば:それこそが言葉に寄らない力だ。想起された段階で物事は実現に向かっている。それを言葉で表現しようとすると別の魔力が生じるために、引き寄せる力が切られてしまうのだ。だから古代の神官は言葉や文字を一切使用しなかった。言葉の魔力によって精霊の魔力が失われる事を知っていたからだ。

わ:なるほどねぇ。納得出来るところがあるな。

ば:言葉とイメージについては別の神の存在が関係してるが、それはまたの機会に説明しよう。精霊魔法を利用したいのであれば、直感とイメージに絶対言葉を使ってはいけないと言う事を覚えておくのだ。



ば:当然じゃ。ただ残念な事に文章で教える事は出来ないから、他人には教えられんぞ。

わ:あ、そうだったか・・・。という事は一子相伝の技術?

ば:やり方はあるが・・・、限定的になるな。

わ:仕方ない。とりあえず学ぶ事にするか。





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最終更新日  2014.01.30 15:47:15
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