めたもるの空間(とってもすぴりちゃる)

めたもるの空間(とってもすぴりちゃる)

PR

プロフィール

マオジェニー

マオジェニー

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

155@ Re:生きて戻ってきました めたもる(05/17) 今回の記事では無いのですが、ロウセルフ…
Zunda Marcury@ Re:少し実践の話など めたもる(12/20) 全く以て素晴らしいお話ですね。初めまし…
桜華(おうか)@ Re:やわらかい呼吸 めたもる(02/28) お返事ありがとうございます。 そうですか…
mao@ Re[1]:精霊のブログ(02/28) 桜華(おうか)さんへ 精霊のサイト作成…
桜華(おうか)@ Re:精霊のブログ こんばんは桜華です。 ここ以外の精霊のブ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2015.06.15
XML
私がフナの理論として、三つの意識が独立していることや、ロウセルフとの対話を細かく書いているので、逆にそうしなければいけないと思い込んでる人がいるかもしれません。

私が説明してるのは、ロウセルフと"上手く"付き合う方法です。
誰でもロウセルフや潜在意識、肉体とは会話しているし、上手に付き合っているのです。

産まれたばかりの赤ちゃんは自分で歩くことも喋ることも出来ません。身体の機能の殆どを自律神経系に任せていて、自分でやることと言ったら泣くくらいです。
それはまだミドルセルフが発達していないので、ロウセルフの制御が出来ないからです。
思った通りに指や足を動かすことさえ出来ないのです。
ここから長い時間をかけてゆっくりと肉体を意志で動かすと言う技術を学んで行きます。

始めて声を出した時、親は大喜びしますよね。家族総出で喜ぶのでは無いでしょうか。
その気持ちは子供の感覚を通じてロウセルフに伝わります。意志で喋る行為が喜ばれている、それが歓迎されていると、本能で知るのです。

やがて掴まり立ちを覚えると、ここでも家族や両親が喜んでくれます。子供のやることは全てが喜びに溢れているのです。
やがてミドルセルフの成長がロウセルフを追い越す時が来ます。自意識の芽生えと反抗期です。
ミドルセルフはもっと自由に動きたい、考えたい、あれをやりたい、これをしたい、あれはいやだ、これも嫌いだと、"意識"で物事を判断しようと始めます。
ですが充分に論理的な思考が出来るわけでは無く、それは密接に感情と結びついた反応に過ぎません。
ここで、親や兄弟、家族は、子供の未発達な論理力を成長させるための行動を促されます。
論理的な思考と言うのは抽象概念を理解し、判断基準としていく作業です。

手でものを掴むのは単なる筋肉の運動です。初めてその動作をした時に親は喜んでいました。
ですが、他人のものを取ったならそれは窃盗であり、社会的には罪となるので親は子供を叱ります。
罪とは何か、この概念が理解出来ないのであれば、子供は機嫌を損ねて泣き出すでしょう。
抽象的な概念を理解する作業はとても単調でつまらないものです。ここで動機付けが出来なければ、子供は学習を避けるようになります。
子供が長い時間をかけていろいろな勉強を行うのは、社会が概念と呼ばれる物理的に存在しないルールで出来ているため、それを理解して自らを適合させる能力を獲得するためです。


このように、大人になった人々は長い訓練を受け、自分の所属する共同体に自らを適合させていくような能力を身につけています。
これに合わなくなってしまうと、自殺したり、犯罪を犯したり、引き籠ったりするようになってしまいます。
これらは全てロウセルフの適応訓練が上手く行かなかったためです。

普通に生活している人々は、それなりにロウセルフの訓練を行って来ています。
フナの技術では、すでに訓練を終えたと思われているロウセルフが、実はきちんと訓練の意味を理解していなかったり、変な記憶を取り込んで間違ったルールを覚えていたりした場合に修正を行うことが出来ます。


小さな子供が成長するのを親が喜ぶように、ロウセルフの成長をミドルセルフが喜んでやれば良いのです。
それだけで、大きな成果が得られるでしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.06.15 12:45:55
コメントを書く
[ロウセルフとの対話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: