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2019.02.02

しばらく私用でバタバタしておりました。

先月、翻訳が終わった資料をもう一度読み直してみまして。
ヒンドゥー教やヨガ、その他の宗教と仙道では決定的に違うものがあります。
システム化された修行体系です。
仙道はその根本に人間の肉体を極限まで観察し分析を行った結果をフィードバックして作られた修行法です。
なので高い効果が得られるわけです。
なにしろ数千年も前から人体実験を繰り返して肉体の反応を分析してるのですから。
だからこそ身体レベルにおいてはフナとの整合性もありますし、実に具体性のある修行を行えるようになっています。
しかしそんな仙道にも弱点があります。それは精神の分野ですね。

なので一定の反応が出ている肉体と違って、心の内部における修行法は（少なくとも表に出ているものに関しては）仙道はかなり弱いと言わざるを得ないのです。

そこでフナの分析法を利用します。
フナでは潜在意識がどのような存在であるのかはっきりと理解していますし、それをどのように扱えば良いのかも教えてくれています。
肉体に強いストレスを加えることにより、潜在意識が様々な反応を返してくれますが、それが何の反応なのかを追求することがフナだとできるわけですね。
ですので仙道の修行を行いつつ、意識や肉体の反応、変化を確認したら、それが何なのかを分析してから先に進めるようになります。

あと、気の発生法も変わります。
今まで呼吸法や運動などによって気を発生させなくてはいけなかったのですが、潜在意識の利用だけで陽気発生までは可能になります。
さらには意識の分離や瞑想法も単純化され、効果も大きくなります。
この辺りは講習会でもお話を少ししました。

今後の予定として二つ考えています。
まず仙道をこのまま進めていくのか、それとも潜在意識の分析を行うために、新しい翻訳に行くのか。

順番の問題だけですね。

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