音楽三昧+α

音楽三昧+α

2016.12.02
XML
カテゴリ: 映画

12月2日は 森谷司郎 (映画監督)(53歳)の命日(1984年)
 森谷司郎(もりたに しろう、1931年9月28日 - 1984年12月2日)は、日本の映画監督。

森谷司郎/八甲田山~特別愛蔵版~
 映画化不可能と云われた不朽の名作をハイビジョンマスターから完全DVD化!未公開!劇場公開時予告編封入。特別愛蔵版発売記念!橋本忍VS学生対談。
トップの判断が二つの部隊の明暗を分けた「八甲田山」
 映画は実際に起こった史上最大規模の山岳遭難事件が元になっている。1902年1月23日、青森歩兵第五連隊の山口少佐(映画では山田少佐)以下210人は20キロほど離れた八甲田山麓の田代に向かい出発した。翌日には帰る予定だった。映画同様、行程半ばで天候が悪化。吹雪で道を失った将兵は寒さと飢えに次々倒れていった。最終的には199人が死亡している。原作者新田次郎は地元の研究者小笠原孤酒から資料の提供を受け、かなり細部まで史実に沿って書き進めている。例えば住民が案内を買って出て「金が欲しくて言ってるんだろう」とはねつけられるくだりは当時の新聞が伝えている。特務曹長が「田代への道を知っている」と進言して部隊をさらなる窮地に追い込む場面は第五連隊がまとめた公式記録『遭難始末』にある。「天は我々を見放した」も小原忠三郎伍長が聞いた「天はわれわれを見捨てたらしいッ」として小笠原の『吹雪の惨劇』に出てくる。映画の強烈な「ホンモノ感」は、徹底した現地ロケに加え、こうした史実に沿ったストーリーも支えている。半面「どこまで虚構か」も気になってくる。三国連太郎演じる青森隊のリーダー山田少佐は死の間際で助け出され、収容先の病院で拳銃で自殺する。公的な記録では、山口少佐の死因は心臓マヒ。だが、実在の山口少佐の養女が、実の父である山口の見から聞いたところでは、兄は第五連隊長から「山口少佐は自殺した」と告げられ、弟の拳銃を渡されたという。
 原作:「孤高の人」、「強力伝」の直木賞作家・新田次郎。
 脚本:「七人の侍」、「砂の器」で知られる橋本忍。
 キャスト:高倉健、北大路欣也、丹波哲郎、三国連太郎、加山雄三、藤岡琢也、緒方拳、前田吟、栗原小巻他
 1977年橋本プロダクション・東宝映画・シナノ企画
 SVAC(スバック) MRBF-1001
 購入年月日:2012年3月6日(SORA)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.12.02 06:51:38
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Freepage List

Favorite Blog

まだ登録されていません

Profile

metyh2008

metyh2008

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: