上原麻実のつれづれ草

上原麻実のつれづれ草

MUの読書カード・9

■■■ MUの読書カード・9 ■■■
「聴導犬ものがたり 捨て犬みかんとポチ」有馬もと&MAYUMI
みかんとポチ
児童向けの本で「 感動ノンフィクション! 」シリーズの一つ。
実話を元にした本なのだが、珍しく発行後にわずか2ケ月で売り切れ&増版されたというベストセラー。
物語は2匹の仔犬がスタッフの目に適って、引き取られた事から始まる。この2匹はよく似てるけど、兄弟姉妹でなく別々の所から拾われた。 それぞれ、 みかん、ポチ と名付けられて『 ソーシャライザー 』(仔犬から成犬までの約1年間預けて育てる人)の元で愛情たっぷりに育てられた後、 みかん は『 聴導犬 』として、 ポチ は『 家庭犬 』として生きていく事になる。
購入先 社会福祉法人日本聴導犬協会
「天人唐草」山岸凉子
天人唐草
厳格な父親、従順な母親を持つヒロイン響子は、小さい頃から父親の影響を強く受けて育っており、かなりの消極的な性格で、性的にもおくてであった。
成人して就職しても、対人関係がうまくいかず、結局母の死を機に辞めてしまう。その後いくつかお見合いをするが、いずれも断られてしまう。(別に響子はブスではないのだが・・・おとなし過ぎるのと、自己主張の無さか?物足りない、気疲れてしまうのが理由だった)
が、それだけではすまされなかった! 父の突然の死 に、それも 愛人 の家でだ!愛人の出現に、響子のこれまでの地盤がガラガラと崩れ落ちてしまう。父がこうでなければならない、と言った女性像そのものだったからだ。
あまつさえ帰り道で レイプ され、精神が崩壊してしまう。彼女は解放されたのだ。『 狂気の檻の中 』という意味でーーー。
うーん、怖い・・・そして身につまされる。
女の子を持つ親には、必読!
「ホテル・ハイビスカス」シリーズ 中曽根みいこ
ホテルハイビスカス
沖縄中部にある、古びたホテルを経営する家族の物語。ちなみに、家族構成もちょっと変わってる。子供は3人兄弟だが、1番目は黒人とのハーフの兄、2番目は白人とのハーフの姉、3番目はウチナーシュと言った 父親違い&色違いの兄妹 なのだ。母の3度目の夫が、主人公・美恵子の父親である。 元気でお茶目なおばあ (父親の母、美恵子の祖母)も同居している。それでいて、家族仲がいいのだ。そして明るい。
こういう家族構成、沖縄では珍しくないようで。(さすが、日本一離婚県・・・)
うーまく(おてんば・わんぱくの意味)な末っ子・ 美恵子 が主人公で、その周囲を取り巻く人々の巻き起こすいくつかの出来事や事件がポイント。
ファンタジーだったり、ホラーだったり、ドラマだったり。冒険モノあり。
ちなみに、映画化になっており、DVDビデオもある。
「うちの犬が「おりこう犬」に大変身!」Gakken Mook
ムック
結局買っちゃった!
社会福祉法人日本聴導犬協会 有馬もとさん の監修の元で、補助犬育成のノウハウを生かして、 困ったちゃん犬からお手伝い犬 に改良するというもの。まあ、実際に実行するかどうかは別として、可愛らしい、キレイな写真がいっぱいで見るだけでも楽しい。
続いて、「 うちの犬とおでかけなろう! 」もある。犬を連れてのドライブや旅の多い飼い主には、必読!
内容の詳細や購入は下記にクリック!
購入先 社会福祉法人日本聴導犬協会「クロちゃんの資料リスト」 でも買える。
もちろん、書店やアマゾンでも入手出来る。
上記の本は、アマゾンや楽天ブックスなどでも手に入ります。


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