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2006.11.28
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昨27日(月)、北見競馬場でのばんえい最終開催が終了しました。別れの挨拶もさよならイベントもなく、例年のごとく淡々と最終日の競走を終えました。来週からの帯広開催に向けて「民族大移動」が始まる現場では、新聞等で大きく報じられている「廃止確実」がまるで別世界における出来事のように感じられるそうです。それは最終日の北見でレースを観戦したファンたちも同じだったようです。(by 「BANBA王」@ GyaO )
しかし、そんな現場の空気とは無関係に事態は着々と進行し、昨日の午後には岩見沢市長と帯広市長がそれぞれ記者会見を開きました。 読売新聞 によると、岩見沢の渡辺孝一市長は撤退を表明し、帯広の砂川敏文市長も「単独での開催はできない」と存続断念を表明したそうです。

そんな中で、ひとつだけかすかな望みを繋ぐハナシが聞こえてきました。「BANBA王」の番組終わりに矢野吉彦アナウンサーが、帯広市長の撤退記者会見後で行なわれた質疑応答の模様を伝えてくれたのです。それによると、砂川敏文市長は記者の質問に答える形で、「 現時点では(存続を断念せざるをえない)」という言葉を用いたそうです。そして、今後に可能性を求めるとすれば 民間企業の力を借りることができた場合だというニュアンスの発言をしたそうです。これを拡大解釈すれば、北見競馬場は本当に(別れの言葉もなく)昨日で58年間の歴史を終えることになってしまうとしても、帯広単独開催についてはまだ道を残していると受け取れるのではないでせうか。

民間企業の地方競馬への参入といえば、現在でもオッズパークや楽天(準備中)による馬券発売がありますし、場外馬券場を企業が運営している例は各地に数多く見られます。しかし、ここで必要なのはもっと突っ込んだ民活導入でせう。高崎競馬廃止の際に可能性を検討したやり方の実現を図るべきではないかと考えます。すなわち、自治体と民間とが共同出資して競馬運営公益法人を設立することです。さらにもっと進めて、競馬主催にも民間企業が参画できるように競馬法改正を働きかけていくことも必要になるのではないでせうか。

今は、帯広市長の言葉尻をつかまえてようやく「ファールチップでゲームセットを免れた」状態(by 矢野吉彦アナ)ですから、競馬法改正のような大上段に構えたハナシよりもまずは目の前の問題に対処しなければなりないことは言うまでもありません。すなわち、協力してくれる民間企業があるかどうかです。まず最初に思いつくのは当然 ライブドア サンズエンタテインメント 。、ぜひともお願いします!

ひとつのアイディアとして「 四国アイランドリーグ 」の手法を取り入れることはできないでせうか。元西武ライオンズ(→福岡ダイエーホークス)選手で、その後オリックスブルーウェーブ監督を務めた石毛宏典氏が起こした日本で初めての野球の独立リーグで、今年のプロ野球ドラフト会議では在籍選手を初めてプロへ送り出すことになりました。つまり、成功しているのだと思います。その運営実態については不勉強でよくわかりませんが、運営会社(株式会社IBLJ)への出資とは別に「 スポンサー 」という形で地元企業などの協力を受けています。これをそのままばんえい競馬に持ち込むこともできないでせうが、研究してみる価値はあると思われます。
仮に今回廃止を免れたとしても、今後の安定した経営のためには「帯広ばんえい競馬」の商圏は「全国」でなければなりません。したがって、協力企業も帯広だけでなく広く全道、全国から募るべきだと思います。その際には、他の地方公営競馬と全くレース形態の異なるばんえい競馬の独自性は十分にセールスポイントたりうると考えます。

ばんえい競馬廃止回避の可能性がわずかでも残っている限りは、希望を持って悪い頭をひねり続けたいと思います。そして、地元市民の方々が納得できる方法で競馬を存続することができることを心から祈っています。


(追記)
ばんえい競馬廃止が正式に決定するのは、近く開かれる帯広・旭川・岩見沢・北見の4市市長会議(北海道市営競馬組合正副管理者会議)においてです。ここに書いた存続への芽は、それまでに表面化しなければならないのか、その後であっても間に合うのかは不明です。





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最終更新日  2006.11.28 00:36:32 コメント(1) | コメントを書く


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