ベンツで５５！ドレスデン，マイセンの旅
５月２２日、ベルリンに来て初めての遠出をしました。
行き先は東側の古都マイセンとドレスデン。
ベルリナーリンクという環状のアウトバーンに乗るまでにまず迷い、
そこからマイセンへのジャンクションでマイセンへの方角が分からなくなり、
一時はどうなるかと思ったけど、
環状を抜ければ後は快適なアウトバーンのドライブとなりました。
買ったばかりのシルバーメタリックのベンツ２０００ＴＥで、
気分良く時速140k平均で走れば、マイセンまで約９０分ほど。
とばしているつもりでも、あっという間に何台もの車に追い越されました。
他の車はいったい何キロくらいで走っているのだろう？
恐らく180キロくらいは軽く出ていたと思う。
140キロの我々がのろのろ走っているような感覚でしたよ。
アウトバーンや、普通の田舎道を走っていても、
ドイツは不愉快な建物や看板などがほとんど目に入りません。
ちょっとした、道案内などの看板のデザインも、景観を損なわないように、
実に美しくこだわりをもって設置されており、
その徹底ぶりにはただ感心するばかりでした。
５月のこの季節は、まだ雨でも降ると肌寒かったです。
エルベ川のゆったりした眺め、田舎町に広がる緑と菜の２色交互に広がる花畑、
菜の花畑は太陽の光が差し込むと、黄金色のじゅうたんのようでした。
マイセンは洋食器で世界的に有名な町。
でも意外にも町並みは質素で、赤茶色の屋根と朽ちはてそうな古い土壁の家々が、
細い小道に並んでいました。
マイセンの工場では、日本ではめったに見ることの出来ないくらいの，
体格のかなり良い一見オバサちゃんが１枚１枚手書きで絵付けをする様子を見ることが出来ました。
その繊細な絵柄とオバちゃんの体格とのギャップにまず目を奪われました。
日本で買ったら１枚数万円はするであろう皿が、
このようなのんびりとした、静かな町で，オバチャンの手によって作られているのでした。
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