滞在記を書こうと思ったわけ
しかし「ほとんどダイエットに関する記述がない。」
という事に自分でも気付き、
フリーぺージではタイトルを変えて編集しなおすことにしたのがこれです。
この話を書こうと思ったのは、初めての出産と、生活環境の激変により、
かつてない激太りを経験した私の、
「ダイエット成功話」でも自慢げに書こうと思ったのがはじまりでした。
しかし、プロの作家さんと違ってその辺は無計画に書き進めているため、
書いているうちに、思い出が蘇ってきて、
ひとつひとつの出来事が、あまりにも大切な気がして、
ベルリンで過ごした一日一日をふりかえってみたくなったのであります。
ちなみに3年過ごしたうちの、はじめの１カ月くらいの話しか、書いていません。
期待している激太りまでの序章くらいまでの話です。
長年かけてなってしまう生活習慣病のように
、徐々に徐々に、デブへの道は忍び寄る・・・・・
甘いお菓子・・・・・
量の多い外食・・・・
パーティーの多さ・・・
落とし穴は、実にたくみに用意されていました。
さて、1週間のその落とし穴をざっと紹介しましょう。
1994年
5月2６日（木）夫の職場での赴任者たちの歓迎会
（食べ放題バイキングのようなもの、勿論飲み放題！！）
5月2７日（金） 夫の職場の上司の奥さんにバウムクーヘンのつくり方を教わる。カロリー高そう！！
夜は夫の同僚とスカッシュ。
たぶん、夜遅く飲み食いしてるはず。
5月28日（土） 在外邦人のテニスクラブに入会。
夜は夫の同僚を招き焼肉パーティー
5月29日（日） 引越しの荷物がほぼ整理が出来、夕方からクーダム
（ベルリンの銀座みたいなところ）へ出かけ、中華料理をたらふく食べた。
5月30日（月） 電気関係に詳しい夫の同僚を招き、テレビなどのセッティングをしてもらい、ディナーをご馳走した。
これだけ見ても、毎日のように誰かと食事をしたりしているのがおわかりでしょう。
人と出会い、食事を共にした事。
それがどんなに大きなことだったのか。
その時は全くなにも感じてはいませんでした。
ダイエットとは関係なく、私の心に残っているのは、
共に過ごした、食事の時間。
はじめは、自分がみっともなく太っていく様を、
「無意識に書きたくないのでは？」
とも考えていた。
でも、毎日書いていた日記を開き、あの頃を思い出していくうちに、
人とめぐりあった不思議さを思い、
出会った人たちの笑顔を思い出し、
「だから、私は大切な思い出を書き綴っているのだろう。」
と気づいたのである。
たぶん、私の人生において本当に大切なものは何か・・
その答えがこの先にあるような気がするのであります。
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ドイツのおもちゃ屋さんは，子どもでなくてもつい入ってしまいたくなるかわいいおもちゃ屋さんがたくさんありました。
どこにでも，このような気のおもちゃが売られていて，
よくお誕生日にいただいたり，自分でも少しずつ買い集めました。
1個だいたい3マルク～５マルクしました。
日本円で１８０円から３００円ほどですか。
それは1マルク６０円で計算した場合です。
当時急にマルクが安くなり，
日本から行った場仮の私達は，何でも安く感じてしまい，
おかげで金銭感覚が麻痺していました。
今いくらかな？
他の在住歴長い人達は1マルク８０円の感覚で買い物をしていました。
ですから，木のおもちゃは本場のドイツでも高価なもので，
いただくとたとえ２～３個であってもとても嬉しいプレゼントでした。
小さな子どもがなめても安全な塗料が使われています。
いま，仲良しのウエダさんちのめぐちゃんは1歳7ヶ月です。
何でもべろべろなめていますが，安心ですから，好きなだけなめさせておいてください。でも衛生面は保障の限りではありませんが・・・・・・
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