ガーデニング用語
【さ行】
挿し木
[さしき]
・・・ 木の枝を土に挿して発根、発芽させ、新しい株をつくること。
挿し芽
[さしめ]
・・・ 草本の茎を土に挿して発根、発芽させ、新しい株をつくること。
山野草
[さんやそう]
・・・ 品種改良された園芸植物に対し、山や野原に自生する草花を指す。最近は
栽培品が多く出回っている。
三要素
[さんようそ]
・・・ 肥料の三要素。植物が特に必要とする、
3つの栄養素。
四季咲き性
[しきざきせい]
・・・ 開花期がほぼ春から秋にわたるもの(冬も咲くものもある)。熱帯植物などは、一定の温度があれば
いつでも花を咲かせるものもあるが、日本の気候では一季咲きになることが多い。
子房
[しぼう]
・・・ 雄しべの基部のふくらんだところ。子房が肥大して果実になる。
遮光
[しゃこう]
・・・ 寒冷紗などを張って光を遮ること。暑さに弱い植物は、真夏は遮光して涼しくするとよい。
宿根草
[しゅっこんそう]
・・・ 冬になって地上部が枯れても、土の下にある根や茎、芽などが枯れず生き残り、春になると再び芽を
出して生長する植物。多年草の一種。
雌雄異花
[しゆういか]
・・・ 雄しべが発達した雄花と、めしべが発達した雌花の区別があること。
雌雄異種
[しゆういしゅ]
・・・ 雄花だけが咲く雄花と雌花だけが咲く雌花の区別があること。
子葉
[しよう]
・・・ タネが芽を出したときに、最初に出てくる葉。双子葉植物の場合は双葉とも呼ぶ。
自家受粉
[じかじゅふん]
・・・ ひとつの花、同じ木についた花の花粉が雌しべにつくこと。
直播き
[じかまき]
・・・ 花壇や鉢、プランターなどの、植物を育てたい場所に直接タネをまくこと。
自根苗
[じこんなえ]
・・・ 接ぎ木苗に対する言葉で、
授粉樹
[じゅふんじゅ]
・・・ 雌株や、自分の花の花粉では受精しない木に、花粉を提供する木。
条間
[じょうかん]
・・・ タネをすじまきしたときの、すじ(条)とすじの間隔。
すじまき
[すじまき]
・・・ すじ状にタネをまく、たねまき方法のひとつ。まっすぐなまき溝をつくり、タネをまく。条まきともいう。
整枝
[せいし]
・・・ 樹形を整えるために行う剪定や誘引、主枝の先端を摘み取る摘心(ピンチ)や、腋芽を摘み取る腋芽摘み、針金かけ
など樹形をつくる作業。養分を残した部分に集中させ、風通しや日当たりを良くする効果もある。
生理障害
[せいりしょうがい]
・・・ 肥料や水分、あるいは日照不足の環境条件などが原因で起こる生育障害。病虫害と間違われること
もあるが、殺虫剤や殺菌剤をかけても効果がないので注意する。
剪定
[せんてい]
・・・ 樹形を整えたり、大きくなるのを抑えるために、枝を切ること。風通しや日当たりをよくしたり、養分を集中させて花つきよくしたりするためにも行う。
草木灰
[そうもくばい、そうもっかい]
・・・ 草や木を燃やした灰。カリを多く含む有機質肥料として利用される。アルカリ性が強い。
速効性肥料
[そっこうせいひりょう]
・・・ 与えるとすぐに植物に吸収されて効果があらわれる肥料。液肥など。