2004.06.20
テーマ： 新撰組！(305)
カテゴリ： カテゴリ未分類
誰が敵が味方かわからないと
坂本龍馬は腹を突き出し笑っている。
彼の腹に鬼の顔を書く近藤勇は
いつものように凡庸さをさらけだす。
「御公儀に楯突く者が敵である」
わかりやすくていいと龍馬は高笑い。
敵とは口を聞かん！
望月亀弥太はしるこ屋で口を噤もうとする。
勇たちにはもう会津の手先との烙印が。
それが仲間との絆となり
「誠」の旗となり歳三の夢となる。
謀略が進行する。
歳三には鮮明に見えていたのだ。
勇はその人柄で壬生浪士組に信頼されている。
それに比べて
芹沢鴨は。
斉藤一は戸惑いを隠さない。
芹沢は金をもらって斉藤を助けただけ。
恩義、が彼を縛る。
金をもらって助けただけ。
お梅さんは知っている。
金とか同郷とか恩義とか男と女、親と子の絆、
どんな間柄など壊すのは簡単。
彼女は壊れてゆく間柄を見て嘲笑う。
新見錦は勇のいない場所で自刃する。
敵か味方か。
敵を切り捨て味方を守ればいいのか。
お金のために其処にいる者。
恩義のために其処にいる者。
愛情や友情や純粋な熱情にかられて
其処にいるのだという者もいる。
会津と薩摩の間柄などまさに、打算。
お梅さんは知っている。
ただ其処にいるだけで絡まりあうもの。
お金、恩義、同郷、打算、
或いは日本の将来。
そして、夢、そして、大義。
絡まりあい絡まりあい絡まりあい。
芹沢鴨は総司を殴り女の懐に沈みゆく。
お梅さんは今、芹沢の側にいる。
あの日も。
芹沢暗殺のあの日も。
ただ其処にいるだけで
とても曖昧ではあるが何だかの間柄が
人と人とを繋ぎ止めているのである。
テーマとは別に、今回の所感として、山南敬助の複雑な胸中にも注目したいです。
（堺山南はホントに複雑な表情を。新見も山南に注目して死んだようにも見えます）
７月以降、後半戦となる番宣で山南の脱走、切腹のシーンは触れられていないように思いました。
謎の多い山南に三谷氏はどんなストーリーを組み立てたのか。
ネット上でいろいろ読んだのですが、印象的なページを紹介させてください。
山南敬介/山南敬助/山南敬輔（なるほど！幕末）
坂本龍馬は腹を突き出し笑っている。
彼の腹に鬼の顔を書く近藤勇は
いつものように凡庸さをさらけだす。
「御公儀に楯突く者が敵である」
わかりやすくていいと龍馬は高笑い。
敵とは口を聞かん！
望月亀弥太はしるこ屋で口を噤もうとする。
勇たちにはもう会津の手先との烙印が。
それが仲間との絆となり
「誠」の旗となり歳三の夢となる。
謀略が進行する。
歳三には鮮明に見えていたのだ。
勇はその人柄で壬生浪士組に信頼されている。
それに比べて
芹沢鴨は。
斉藤一は戸惑いを隠さない。
芹沢は金をもらって斉藤を助けただけ。
恩義、が彼を縛る。
金をもらって助けただけ。
お梅さんは知っている。
金とか同郷とか恩義とか男と女、親と子の絆、
どんな間柄など壊すのは簡単。
彼女は壊れてゆく間柄を見て嘲笑う。
新見錦は勇のいない場所で自刃する。
敵か味方か。
敵を切り捨て味方を守ればいいのか。
お金のために其処にいる者。
恩義のために其処にいる者。
愛情や友情や純粋な熱情にかられて
其処にいるのだという者もいる。
会津と薩摩の間柄などまさに、打算。
お梅さんは知っている。
ただ其処にいるだけで絡まりあうもの。
お金、恩義、同郷、打算、
或いは日本の将来。
そして、夢、そして、大義。
絡まりあい絡まりあい絡まりあい。
芹沢鴨は総司を殴り女の懐に沈みゆく。
お梅さんは今、芹沢の側にいる。
あの日も。
芹沢暗殺のあの日も。
ただ其処にいるだけで
とても曖昧ではあるが何だかの間柄が
人と人とを繋ぎ止めているのである。
テーマとは別に、今回の所感として、山南敬助の複雑な胸中にも注目したいです。
（堺山南はホントに複雑な表情を。新見も山南に注目して死んだようにも見えます）
７月以降、後半戦となる番宣で山南の脱走、切腹のシーンは触れられていないように思いました。
謎の多い山南に三谷氏はどんなストーリーを組み立てたのか。
ネット上でいろいろ読んだのですが、印象的なページを紹介させてください。
山南敬介/山南敬助/山南敬輔（なるほど！幕末）
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