2022.09.07
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コルビュジエによる4つの住宅のタイプ カルタゴの家

Q コルビュジエが自身の作品集に載せた4つの住宅のタイプとは?

A ① さまざまな箱を連結してつくる方法→ラ・ロッシュ-ジャンヌレ邸
                              (1924)
  ② ひとつの箱の中を分割する方法→ガルシュの家(1927) 
  ③ ドミノ・システムの中に間仕切り壁を挿入する方法→カルタゴの家  
                              (1928)
  ④ ひとつの箱の中にテラスなどを切削してつくる方法→サヴォア邸
                             (1931)

1914年にてドミノ・システムを提案しますが、1920年代にはそのシステムを使って志向錯誤することになります。③のカルタゴの家は、もっともドミノ・システムに忠実な形をしています。その構成が魅力に乏しいのは、箱としての性格よりもスラブが勝っていて、スラブ間に壁が挿入されただけの、ドミノ・システムがそのまま露出した形だからです。システムに忠実な実施案よりも計画案の方が、高さを変えて互い違いに箱を配置する興味深い構成ですが、北アフリカの強い太陽を考えると、計画案には無理があったものと思われます。

参考文献
“Le Corbusier oeuvre comple(‘)te Volume 1 1910-1929” Artemis Zurich, 1964
東京大学工学部建築学科安藤忠雄研究室編「ル・コルビュジエの全住宅」TOTO出版、2001



 ゼロからはじめるシリーズの17冊目、 近代建築入門 が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。

 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」



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Last updated  2024.04.12 12:45:34
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