桜ビスケットみたいなネギ | ももちゃん日記～元気で陽気な愛犬みーちゃんと、飼い主ももちゃんの日常です。

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桜

洋服選びに迷ってしまう日々だった。

”桜の開花も、いつもより遅くなるのかな？”

と、思っていたけど、普通だったみたい。

遠くからでも、淡いピンク色の綿あめのように見え

すごく綺麗だ。

”お花見は、身体にたまった「水毒」を流し、

新しい「運」を、生じやすくする。”

と、某風水師の方が言っていた。

「水毒」の意味は分からないけれど、

身体に、とっても良さそうな気がしたので、

とりあえず、桜の木が、たくさんある場所へと

出かけてみた。
桜と観覧車

やはり、どちらを見ても、人、人、人・・

と言った感じで、

”本当に、これが、身体に良いのか？

身体にたまった「水毒」は、流れてくれたのだろうか？”

家の近くにある、桜の木。

川沿いに植えられていて、

大好きな風景だったのだけど、

祖母の話によると、

伐採する事が決まったらしい。

桜並木

既に、枝が、切られている個所も・・　↑↑

理由は、

木の管理をしていた人達が、高齢になり、

色々な事が、出来なくなってしまったのだけど、

それを、新たに、引き継いでくれる人がいないから。

と言う事らしい。

害虫駆除を、きちんとしないと、

近所の方々から、毛虫の被害による苦情が

寄せられるので、

これ以降は、無理と言う事で。

”近くの人は、家の中で、お花見出来ていいな～。”

と、思っていたけど、

桜の木は、毛虫がつきやすい為、

”綺麗だね。”

と、喜んでばかりはいられないのだ

と言う事を知った。

この地区の人の多くが、皆、春になると、

花が咲くのを楽しみにしていた訳だけれど

それは、管理してくれてた方々がいてくれたから。

”今更”と言った感じだけど、

”感謝！！”と言う思いで、いっぱいになった。

祖父も、良く、

「今日は、桜の木の消毒をして来た。」

と言う話をしていた。

”草を刈った話や肥料の事とかも言ってたっけ。”

と、過去の会話を想い出す。

あまり、気にとめた事もなかったけど、

”毎年、皆を感動させるような桜を咲かせる為には、

こんな風に、陰の努力が、あったんだな～。

お年寄りって、すごい！”

と、今になって、心から感じる。

桜の木が、とても可哀想だと思うけど、

毛虫に、自宅の敷地まで這って来られたら、

これも、とても困ってしまう事なので、

仕方ない事なのだろうか？

でも、やはり・・

来年から、いつもの場所で、

散歩中に、お花見出来なくなってしまう

と思うと、残念でたまらないし、悲しいなァ。

って事も・・

そして・・

とても、淋しい。

それは、祖父が、年老いてしまった事に対しての

気持ちと、似ていると言うか・・

もしかしたら、全く同じものなのかも知れない。

さくら

ビスケットみたいなネギ

これは、とっても不思議な事に・・

食べても食べても、生えて来る。

本当に・・。

ずっと前、植えられたものなのに、

薬味のような感じで、少しずつではあるけれど

ずっと、ずっと食べているのに、

”まだ、まだ大丈夫ヨ！”

みたいな感じで、どんどん伸びて来る。

「不思議なポケット」の中のビスケットみたいな

ネギ」さんです。

「不思議なポケット」

ポケットの中には、ビスケットが、ひとつ

ポケットをたたくと、ビスケットは、ふたつ

もひとつたたくと、ビスケットは、みっつ

たたいてみるたび、ビスケットは、増える

そんな不思議なポケットが欲しい

そんな不思議なポケットが欲しい。

今、思ったのだけど、

”ビスケットが割れても、数は増えるな～。”

って。