司書が選ぶ子ども向け絵本館「天使のおくるみ♪」

読み聞かせの効果

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絵本・読み聞かせの不思議
～読み聞かせの効果～

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★☆★読み聞かせの効果★☆★

１．豊かな想像力が育つ
「絵本を読むと想像力が豊かになる」ということは誰もが言っていることですが、豊かな想像力って本当に育つの？と思われる方もいるでしょう。
その答えは「ＹＥＳ」です。
子ども達は絵本を聞いている時、次のページにはどんな動物が出てくるのか、どんなお話になっていくのかを自然に考えているのです。つまり「ページ間」を読んでいるっていうことです。これが想像力なんですね。
そもそも人間の脳というのは０～３歳に一番成長するようです。その間にいい絵本と出会い、たくさん読み聞かせをすることによって物事を考える力がつき、想像力が豊かになるってわけです。さらに親子の絆まで育まれるから「絵本の読み聞かせ」って最高ですね♪
「赤ちゃんの脳の発達」について書かれているページをご覧下さい。↓
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２．言葉が豊かになる
赤ちゃんは身近にいるお母さんの真似をしたがります。そして周りの言葉を良く聞いています。そこから喃語が発達してくるのです。産まれて１０ヶ月程度で少しづつ言葉の意味を理解してくるのですから、その時期には絵本の読み聞かせをすることで絵本の中にでてくる言葉をママの声によってたくさん伝えて下さい。
絵本の楽しさに加え、赤ちゃんにとって未知の日本語が身についていきます。そしてそれは豊かな日本語力の基盤となること間違いありません。
言葉は自分の考えを表現する手段であり相手とのコミュニケーションには不可欠なものです。その言葉が豊かになるということは将来、人と関わる上でとっても大きな役割になるのです。

３．生き方が学べる
子どもに「あいさつができるようになってほしい」「早寝早起きをさせたい」など生活習慣のしつけや、「物事の善悪」「思いやりの心」「愛し愛される喜び」など生き方に関わる心の育成にも絵本の読み聞かせは最適です。
絵本に出てくる人物（動物）の、あってほしい姿を伝えることで、子ども達はきっと自分の生活習慣につなげていくことができるでしょう。
また昔から語り継がれてきた昔話などには人間としての生き方がたくさん詰まっています。絵本を通してそれらを伝えることで子ども達は先人からいろんなことを吸収するに違いありません。

４．親子の絆が深まる
絵本の読み聞かせの効果は何と言っても「親子の絆が深まる」ことでしょう。絵本を読み聞かせしている時間は親子のスキンシップの時間です。その時間というのは、母（父）の愛情がすべて自分だけに向かってきている、という安心感を子どもは持つことができるのです。
また日常とは違う絵本の世界を親と子二人で共有し、共感することの喜びを感じることができます。さらに母（父）のやさしい声によって語られるストーリーは子どもの心に深く届くこと間違いありません。
そこから愛情が伝わり親への信頼感へとつながっていくのです。