みきまるの優待バリュー株日誌

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Sep 5, 2025
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カテゴリ: 投資本書評
  さて今日は株式投資本オールタイムベスト150位




 ブラックスワン(ナシーム・ニコラス・タレブ著、ダイヤモンド社、2009年)




 の第2弾です。




 今日はまずは プロローグ から。











 ​
プロローグ



 この本で黒い白鳥(ブラック・スワン)と言ったら、それはほとんどの場合、次の三つの特徴を備えた事象を指す。



 第一に、異常であること。つまり、過去に照らせば、そんなことが起こるかもしれないとはっきり示すものは何もなく、普通に考えられる範囲の外側にあること。第二に、とても大きな衝撃があること。そして第三に、異常であるにもかかわらず、私たち人間は、生まれついての性質で、それが起こってから適当な説明をでっち上げて筋道をつけたり、予測が可能だったことにしてしまったりすること。



 一握りの黒い白鳥で、人間の世界がほとんど説明できてしまう。アイディアや宗教の成功から歴史的な事件の経緯、私たちの私生活のいろいろな要素まで、なんでも説明できる。。。黒い白鳥の影響はどんどん大きくなっている。



 1987年の市場の暴落はどうだ? 一発屋、流行、ファッション、アイディア、芸術分野や流派の勃興、そうしたものが全部、黒い白鳥の挙動に従う。私たちのまわりにあるものごとなら、文字どおりほとんどなんにでも黒い白鳥が当てはまる。



 この本が主として扱うのは、人間にはランダム性、とくに大きな変動が見えないという問題である。













 いやあ、何度読み返してもこのプロローグは衝撃的ですね。私はこの「ブラックスワン」という概念を知る前と後では、世界の見方が全く変わりました。





 自分が戦っている株式投資の世界は、ベル型カーブが支配する世界だったならば数千年に一度の確率でしか訪れないはずの異常事態が何故か数年に一度は発生するという、カオス極まりないところです。






 そしてマーケットで生き抜いていくうえで、タレブのこの「ブラックスワン」という概念は非常にしっくりきます。いやむしろ無しでは生きていけない、必須の哲学と言っても良いと思いますね。(続く)












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Last updated  Sep 5, 2025 02:45:08 PM


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