ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

目標がほしい


「退院」「帰りたい」という言葉を出した。
理由は62日と書かれた治療計画書だった。
自覚症状の乏しい私にとっては、先生達が退院させない事で、私よりも状態がよくても自覚症状だけは人一倍という患者さんに「あなたはいいわよ」から始まって、愚痴ばかり言われるのと、知らない先生の「元気な癖に」と口に出さなくても目で訴えたがっている状況。
心苦しくて、凄く辛い。
かと言って、それを言える程の勇気もなくて。。。
主治医と喧嘩!!
「お前は俺に何も言わなかったじゃないか!!」
言わなかったけど、日記には書いてたぞ!!
日記に記載していれば、要点をつかんで(それ以上に)見る主治医。
私は、調子が悪いってブチブチ言うタイプじゃないから、言わなかったと言われれば、それまでだけど、喘息なんて慢性的な病気だし、天候だったり朝方や運動時は悪くなっても不思議な病気じゃないし、そんなのいちいち言ってたらキリがない。
そんなこんなで、言った言わないで大喧嘩!!
私は、日記をビリビリに破り息が止まりそうな勢いで泣き、主治医は主治医で、日記を破った事と、帰りたいと言った私に爆発!!
「日記を貼っとけ!!」怒って1週間、来なかった(--;)
その一週間、私も負け時とスネて困ったのは下の先生達。
日記は、同じ部屋の人達が貼ってくれた。
日記は・・・つける気になれない。
けど、つけていた。
何かあった時に、やる事やってなかったのにと言われるのがイヤだからだ。
その代わり、喘息日記にはつけず、毎日の日記帳につけていた。
一番下の先生が来る度に「あっち行けよ」と文句。
温度版も記載出来ずにいて、私の消灯台を開けて探し始めた。
「お前、何してんだよ」と聞くと「んっ?どっかに隠してあると思って」
こんな態度の私にも、天然的穏やかさで対応。
何だか可哀想になって来たり、毎日、夜中まで皆が羨ましがる程、足を運んでくれる先生を困らせるのが辛くて。。。
先生達に手紙を書いた。
「もう退院させてください。私には限界です。もし、入院が必要であれば、目標をください。etc」
何より先が見えない入院なら、目標がほしかった。
その時の状況に応じて、退院が延びたりしていくのは仕方がない事。
だけど、些細な事でもいい。
目標があったら頑張れる。だから、目標がほしかった。
先生達は、そういう気持ちを持つ事はいい事だと言ってくれたけど、具体的な目標をくれたのは、一番下の先生だけだった。
一番先に飛んで来てくれい言った言葉。
「お正月、外出出来るといいね」って(--;)
思わず、噴出してしまった私に唾かけられちゃって、可哀想に(^^;)
ありがとね。
せめて、年内と言ってほしかった。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: