ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

スズメ


私の家では基本的に犬や猫でも、拾って持って帰っても何も言われません。
全部、飼ってしまいます。
だから当時は犬、猫、鶏、ハムスタ-、インコ、亀、金魚、色々いました。
そこに、連れ帰ったスズメ。
野生だし、どうやって育てたらいいかわからない。
でも、いずれは放してあげたい。
それには、やはり親が育てるように育てなくてはいけない。
毎日、畑にミミズを取りに行きました。
ミミズをとったらピンセットで切って口の中に。
毎日、その繰り返しで、スズメはすくすく育ちました。
自分でお水を飲んだりする事を覚えるとインコの餌を食べるようになりました。
名前をち-ちゃんとつけて「ち-ちゃん」と呼ぶと返事をしたんです。
慣れてくると手乗りになって、指を出すと乗って、とっても可愛かったです。
クラスの代表で飼っていたので、友達も見に来てくれたり、私が見れない時は母が見てくれていたので、クラスからの手紙でいっぱいでした。
そして、そろそろ、野生に返してあげられるだろうと思った頃です。
血を吐いて、死んでいました。
やっぱり、弱かったから巣から落ちたのでしょうか。
あまりにもショックが大きくて、当分の間、悲しみの中にいました。

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