ちずのミラノ奮闘日記

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ちずmilano

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2006.05.25
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テーマ: 本日の1冊(3697)
カテゴリ: 独り言

libro

いやこの藤原正彦さんはすごい。書き方も気に入ったし、ものの考え方も気に入った。

世間ではきっと真っ二つに意見が分かれるんだろうな~。

内容は、日本とは世界で唯一の「情緒と形の文明」である。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士精神であり、「国家の品格」を取り戻すことだ。

ということだそうだ。確かに簡単に、考えてみると、論理だけでは処理できないことはたくさんある。本からの受け売りだけど、人殺しはだめだ。当然みんなが知っている。じゃ、なんでだめなのか。論理ではなく、駄目なものは駄目なのだ。世の中男性は女性に手を上げてはいけない。ということになっている。なぜか?

論理ではなく駄目なものは駄目なのだ。

でもこの辺でいろんな物議をかもし出しそうな・・・

そして、また、

いじめをなくしたいならば、カウンセラーを置くよりも、「大勢で一人をやっつけることは文句なしに卑怯である」ということを教えなければならない、と論ずる。ユーモアがあって、情感あふれる表現が魅力的である。

みなさんに是非おすすめしたい、今日の1冊。






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最終更新日  2006.05.26 01:57:14
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