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2022.03.12
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カテゴリ: 海外ニュース
​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​ ​Milkywayです。お元気ですか?
                                                                                    20220312
21世期の今、圧倒的武力で他国を侵略する、という蛮行を世界にみせたプーチン。その姿は我々の想像を超える残虐さだ。国際法を歯牙にも掛けない行為を続けている。彼に対する世界の対応は、そのあまりの異常性に対応できずに右往左往しているように見える。そしてプーチンが精神に異常をきたしているのではないかという分析まで、真剣にしている。常人である世界のリーダーが考え出した経済制裁は、ロシアにとっては大きな打撃となるだろうが、その効果に即効性はない。その一方で、プーチンは日々刻々と、学校、病院、市街地などそこに住む民間人を無差別に攻撃し、日々何十万という悲劇が現出させている。さらに、あろうことか原発や核関連施設までをも攻撃し、核を使うぞという脅しをもかけている。

2月25日、BBC「ロシア軍、チェルノブイリ原発を占拠 ウクライナは「生態系災害」の再来を警告」https://www.bbc.com/japanese/60518322
3月4日、YouTube 「ロシア軍は、4日早朝にヨーロッパ最大のザポロジエ原子力発電所を砲撃した。」https://www.youtube.com/watch?v=Jw9UhaI6gCA
3月7日、時事通信「ロシア軍、核研究施設を攻撃か ウクライナ北東部ハリコフ」 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030700145&g=int
​​​

​【プーチンの首に懸賞金】​
プーチンのあまりの非道ぶりに、とうとうロシア人の大富豪アレックス・コナニキン氏が、プーチン逮捕に懸賞金を懸けた。彼の真意は「1億円 狙いは?投稿の“富豪”に単独取材(2022年3月4日)」https://www.youtube.com/watch?v=4DACBlEgRvM他で分かる。
このインタビューの中で彼は、この懸賞金はプーチン暗殺を目指すものだという他者からの誤解を正している。コナニキン氏の目的は「プーチン氏が逮捕され、裁判にかけられ、自身が犯した人道的罪について公平な裁きを受けるべきだと信じている」と語った。
私も、コナニキン氏に賛成だ。プーチンは殺されるべきではなく、裁判にかけられ、自身が犯した人道的罪を認識し、悔い改め、そしてその償いをすべきだと思うのだ。そして同時に、プーチンがなぜこのような野蛮な行為に至ったのか、その軌跡も明らかになってほしい。それが、世の権力者への警告になると思うからだ。国際法を犯し、世界中を不安に陥れているプーチンは国際法で裁かれるべきだと私は思う。

​【プーチンを逮捕し裁判にかけることができる法廷とはどこか?】​​
​二つある。一つは国際司法裁判所(ICJ)、もう一つが国際刑事裁判所(ICC)だ。そして、すでにロシアは国際司法裁判所(ICJ)に提訴された。​

​​​【1. 国際司法裁判所(ICJ)での動き】​​​
初回の審理が3月7日にオランダ・ハーグの国際司法裁判所で行われた。2日間の日程だったが、ロシア側が欠席したためこの日で終了した。
ロシア側の主張は、ウクライナ東部の親露派武装集団が実効支配する地域で、「集団殺害(ジェノサイド)が行われている」ので軍事作戦を開始したと訴えた。それに対してウクライナは、ロシアの情報について「最も強い言葉で否定する」と強調。逆に、ロシアがウクライナ国民への計画的な集団殺害を行っているとして、ICJに対し、ロシアの軍事作戦の即時停止などの暫定措置をとるよう求めた。
CJは暫定措置については「できるだけ早く判断する」としている。
​この審理については、 ロイター の記事 を下記に載せる。 https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-world-court-idJPKBN2L40ZO​
[ハーグ 7日 ロイター] - 国際司法裁判所(ICJ)は7日、ロシアの軍事行動停止を求めたウクライナの訴えを受けた審理を開始した。ただ、ロシアがボイコットしたため、同国の法的代理人不在の審理となった。
ICJは、ロシアの不参加を遺憾だとした。

ロシアのプーチン大統領はこれまで、ロシアの「特別軍事行動」は、ウクライナ東部で「虐げられ、ジェノサイド(大量虐殺)にさらされている(ロシア語を主要または唯一の言語とする)住民を保護するため」に必要だと述べている。
一方、ウクライナは、ジェノサイドの主張は事実無根で、侵略を法的に正当化する理由には全くならないと主張している。
この訴訟は、両国が署名した1948年の大量虐殺防止に関する条約の解釈が中心となっている。この条約では、署名国間の紛争を解決する場としてICJが指定されている。

【2. 国際刑事裁判所(ICC)での動き】​
もう一つの国際裁判所である「国際刑事裁判所(ICC)」でも、ロシアによるウクライナでの戦争犯罪の捜査を開始した。「国際刑事裁判所(ICC)」は、個人の国際犯罪を裁く常設の国際裁判所である。私はこの「個人」つまりプーチンをターゲットにして捜査ができる裁判所が着手してくれたことを嬉しく思った。もちろんこの侵略はプーチン一人で起きたことではないと思うが、まずは国をターゲットにするよりは、彼とその取り巻きから始めれば、結論が速く出ると思える。

​​​​詳細は​​ 「ニューズウイーク」https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98200.php ​が伝えているが、 これによると、​​​
国際刑事裁判所(ICC)は3月2日、ウクライナで戦争犯罪が行われた疑いについて、直ちに捜査を開始すると明らかにした。前例のない数のICC加盟国から要請があり、ウクライナ領土で行われた戦争犯罪、人道に対する罪、集団殺害に関する過去および現在の全ての容疑について、証拠収集を開始するという。

​【国際刑事裁判所が裁いた主な案件】​
私が国際刑事裁判所(ICC)に期待しているのは、過去に多くの政権担当者が逮捕され、判決も受けているからだ。その主な例を挙げる。
① 2005年7月8日、ジョゼフ・コニーらテロ組織‘神の抵抗軍’幹部にICC逮捕状が発行され、2006年6月1日にICCから要請を受けた国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配を行った。
② 2007年5月、スーダン・ダルフール案件について、現職の政府閣僚を含む容疑者2名に対して逮捕状が発行された。同案件については2008年7月さらに、ICC検察局が同国のオマル・バシール大統領の逮捕状も請求。
③ 2008年8月には、北オセチアをめぐるグルジア事態について、グルジア・ロシア連邦両国政府の協力を得て調査を開始。
④ 2009年1月26日、コンゴ民主共和国の案件について公判が開始された。
⑤ 2011年2月26日、安保理決議1970に基づいてICC検察官によるリビアに対する捜査が開始。6月27日に当時の指導者ムアンマル・アル=カザフィーの逮捕状を請求国際指名手配を行った。
⑥ 2011年11月30日、2010年コートジボワール危機のさなか、人道に対する罪を犯したとしてローラン・バグボ前大統領を逮捕・収監。元首経験者に対しはじめて逮捕状を執行した。
⑦ 2012年4月26日、リベリア内戦で人道に対する罪などを犯したとして、リベリアの元大統領チャールズ・テーラーが国連設置法廷史上初の有罪判決を受けた。

これらを見ると、国家元首の逮捕、有罪判決は前例としてあり、プーチンへの裁きも十分あり得ると私は思う。
まずは、いっときも速くプーチンの身柄を拘束し、即時停戦をすることだ。
それをこころから願う。​​
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最終更新日  2022.03.12 11:30:21
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