1 目的地の選び方
目的地については、次の条件を満たす場所でなくてはなりませんでした。
・ツアー代金が30万円以内
・ひと部屋に4人で宿泊できる
・体験ダイビングに参加できる
・治安がよい。
夏休み家族向けパック旅行では、12歳未満のお子様半額のツアーがあるのでそれをねらうとして、予算はひとり10万円ということになります。
グアム島はその条件に当てはまるし、すばらしいところですが、すでに子連れで3回行っていたので、パパは他の場所に行きたいと申しておりました。ハワイやオーストラリアは微妙に予算を超えます。また、福岡発となると、乗り入れる航空会社が少ないため、競争が起こらないせいかツアー代金が成田発に比べ高めです。
10万円というとアジアからは、出られません。シンガポールや香港は、ダイビングできそうにないし、4人でひと部屋利用できるホテルも見つかりませんでした。ペナン島やプーケット島も予算圏内でしたが、あの津波のことを考えると二の足を踏んでしまいました。
消去法で行くとバリ島ぐらいしか残らず、バリ島ってどんなとこか知らぬまま、パンフレットを集めておりました。そんな矢先、プライベートプール付き2ベットルームヴィラ3泊5日でひとり約10万円のプランが見つかりました。パンフレットには「朝食は、バトラーがお部屋のキッチンに作りに来てくれます。」とあり、オープンエアのリビングや天蓋付きのベットの写真が載っており、即、そのツアーへの参加を決意しました。その日から私は俄然やる気になりました。
2 ネットで情報収集
「るるぶ」などでは、大人のバリって取り上げられ、敷居が高くて子連れじゃ、行けませんって、感じですが実は、結構、子供も楽しめるところはあります。
子供が喜びそうな場所やアクティビティをざっとあげると
・ズーパーク
・バードパーク
・エレファントパーク
・モンキーフォレスト
・イルカウォッチング
・キャメルサファリ
・レンボガン島(バナナボート・セミサブマリン・シュノーケリング)
・ラフティング
・サブマリンツアー・シーウォーカー
いろいろとありますが、我が家ではバリ島でしたいことを4つにしぼりました。
・ケチャ鑑賞
・体験ダイビング(パパと兄)
・ウォーター・ボム(ママと弟)
・ショッピング
ケチャは、オプショナルツアーで参加せずに、車をチャーターして送迎してもらうことにしました。宿泊場所から公演場所まで1時間近くかかるので、家族水入らずで過ごしたかったことと、限られた時間なので時間を有効に使いたいと考えたからです。ショッピングも車をチャーターしました。
体験ダイビングは、インストラクターが日本語ができ、マンツーマンでついてくれるところを探しました。いろんな旅行記を読んで信頼できるショップを探しました。
日本で、予約をしたのは車チャーター2日と体験ダイビングだけです。
それから、バリ島で注意することは、生水は飲めません。屋台などの氷や生ものに注意が必要です。マラリヤや日本脳炎を媒介する蚊もいるので蚊に刺されないようしたほうがいいです。夜外出するときは、長袖長ズボンのほうがいいでしょう。
3 海外旅行傷害保険
損保ジャパンの「新・海外旅行保険off」に加入しました。最低の保険金で掛け金は4人で約6000円でした。インターネットで契約すると安いそうです。他社の見積もりもとりましたが圧倒的に安いです。JTBで勧められたのは2万円以上しました。保険金も高いですけど。
4 携行品
まず、何に入れていくか。もちろんスーツケースですが。子連れで行く場合、ママの手はフリーの方がいいです。子供の手をしっかり握っておかないといけません。ここはパパにがんばってもらい、大きいスーツケース一つにまとめましょう。
スーツケースを空港まで送るという方法もあります。今回はじめて空港送りにしました。往復で3800円でした。新幹線、地下鉄の中だけでも手ぶらはありがたいです。いつもは特大のスーツケースをレンタルするんだけど、空港送りにすると出発の2日前に送らないと行けないし、到着も帰国の翌日となるので5日間の旅行でも余裕を見て10日間レンタルする必要があります。そうなるとレンタル料金プラス送料で5000円以上かかるので、今回思い切って6000円のスーツケースを購入しました。
~スーツケースの中はこんな物~
着替え、水着、ビーチサンダル、浮き輪、エアマット、空気入れ、歯ブラシ、タ オル、薬、虫除け、日焼け止め、はさみ、冷水ポット、麦茶パック※
※現地でミネラルウォーターを買って麦茶を作り、冷蔵庫に入れておくのが我が家流。ジュースばかりでは体に悪いし、小さなお子さんと旅行される方、この方法はおすすめです。帰国時にからの冷水ポットに荷物を詰められるようふたが全開できる物がいいです。なお、食品の持ち込み制限がある国もあるので持ち込めるかどうかご確認を!
~手荷物の中はこんなもの~
パスポート、現金(円、ドル)、クレジットカード、保険証書、時計、カメラ、使い 捨て水中カメラ、トイレ用除菌ティッシュ、ウエットティッシュ、エア枕、電卓、 ガイドブック、長袖パーカー
インドネシアは入国の際、入国ビザが必要で、入港審査の前に10ドル現金で払うようになります。必ずドルを持って行きましょう。
5 その他
マイルを貯めている人は航空会社に連絡を。ツアーでもマイルが貯まるとこがありますから、よく確かめてみましょう。だいたい、どこも無料で会員になれますので、とりあえず、会員になっておいた方がいいかも。我が家はコンチネンタル航空のワンパスの会員になっていますが、こちらは無期限なので、グアム1往復にもかかわらず、3年間で3人分のグアム無料航空券に相当するマイルをほとんどクレジットカードの利用のみで貯めました。
あと、留守宅の防犯対策として、郵便、新聞はとめていきました。
それから、真夏の生ゴミも禁物。生ゴミは最小限にとどめ、密封してから出かけました。