Minami’s クラブ

Minamiの波乱人生ストーリー第1話

昔の写真を整理していたとき、私の人生を大きく変える
きっかけとなった彼の写真が出てきました。

彼の名はN君。背は185cm、当時人気あった
吉田栄作に似て、サラサラヘアにえくぼの似合う
ハンサムなト●タに勤める営業マン。

Minamiちゃん22才の頃通っていたデイスコでナンパされ、
お付き合いをはじめました。
同じ埼玉出身だということもあって、いつも彼は私の
1人暮らしをするアパートに遊びにきてくれました。

数ヶ月たったある日彼がいいました。

「Minamiといつも会いたいから、Minamiの家の
そばの営業所に転勤願い出そうと思うんだ」

とても幸せでした。
こんな幸せがいつまでもいつまでも続くと思っていました。



ある日些細なことで彼を傷つけてしまいました。
一生懸命謝ったけれど、彼の中で私へ気持ちが変わってしまった瞬間でした。

そして彼からの連絡がしだいに途絶え、
携帯のなかった時代だったので、
ひたすら彼からの電話を待つしかありませんでした。



どんなに待っても彼からの連絡はなく、ある時勇気を出して彼の家へ訪ねていきました。

彼は両親と住んでいたのですが、一度遊びに行ったことが
ある為お兄さんが「あいつはまだ帰ってきてないけど
部屋で待っていたらいいよ」と家へあがらせてもらいました。

彼の部屋で待つ事数十分、机の上にあった日記に目がとまりました。
彼から毎日日記をつけていることは知らされていたのですが
実際本物の彼の日記を目の前にして、

「見ちゃいなよ!」

「絶対見ちゃだめ」

と私の耳で悪魔と天使がささやき始めました。

見てはいけないとわかっていても、
誘惑にまけてページをめくって
しまった私・・・・・

私たちが知り合った頃からずっと書き続けてありました。
彼の態度がよそよそしくなった頃の日記を読むと
こんな事が書いてありました。

「Minamiに言わなければいけない。でも言い出せない
自分もいる。どうしたらいいだろう????
でもKさんは僕にとって今一番大切人だ。なんとか彼女を
ヘルプしてあげたい。手が届きそうなのに、手が届かない。。。
僕はKさんが好きだ」

ガーーーーーーーーン!!!!!!!!!

他に好きな人ができたのではないかと薄々気がついてたはいたけれど、
目の前のこの日記が、私の中で否定し続けていた
事実を私につきつけました。

Kさん。。。。いったい誰なのだろう???同じ職場の人?
ヘルプっていったい何のこと???

私の中で疑問が湧き出してきた瞬間

これはデジャブ????


と私の脳裏に何年も前に自殺した元彼が浮かんできました。

そう私は今まさに元彼と同じことをしたのです。
元彼と付き合いながら、浮気をし事細かに秘密のスケジュール帳に書いていました。

ある日元彼にそのスケジュール帳を見られ
寝ているそばで半狂乱になって怒っていた彼を見て

「めんどくさい。。。。」と思ってしまった私。



ふと我にかえり

だめだ。。。絶対に彼を問い詰めてはいけない。。

そう思った瞬間、N君が帰ってきました。


N君の目がまっさきに日記に向けられたのを感じました。

私はいろいろ聞きたい事があったけれど、あえて何も聞かず
「会いたかっただけ・・・」と言って帰りました。




それからN君からの連絡はなく、私からも連絡がとれなくなり
自然消滅になってしまいました。。。。
それでも私は彼の事で頭がいっぱい。
いつかもう一度振り向かせたい!とそう思っていました。

Kさんの事を調べてみました。
Kさんは同じ営業所の年上の女性。

結婚しているものの、最近旦那とうまくいかず、
離婚問題で悩んでいたらしい。
そしてその相談相手になっていたN君は
しだにKさんに惹かれていったと、N君の友達は教えてくれた。

そしてその友達こんな事を教えてくれました。

「Nは手に入らないものを追いたくなる性格なんだよ。
だからKさんに今夢中になっているけど、でも本当にKさんが
離婚して彼の元へ行ったらNの気持ちはさめてしまうと思うよ」

そうか!手が届かないものを追いたくなるのか!!!
だったら私が結婚してしまったら、N君は追いかけてくるの?
そんな馬鹿な事を思い付いてしまったMinami,,(-_-:



当時お水の花道のバイトしている時、お客さんの中で
一生懸命私にアプローチしてきた男性が
いました。

彼は私がお店に出勤の日は必ずお店にやってきて、私を指名してくれました。
お店が終わるまでずっと待っていてくれ、お店が終わると食事に連れて行ってくれました。

「ちゃんとMinamiちゃんと付き合いたい」

彼から正式に交際を申し込まれ、N君を忘れたい私はその男性と付き合いはじめました。


数ヶ月後、彼からのプロポーズ。

そして私は、1通の手紙をN君に出しました。
「あなたの事が大好きでした。でもあなたを忘れたい一心で
付き合った男性と結婚することになりました。本当に忘れます。
さようなら・・・・」

これは私の賭けでした。N君は再び連絡をくれるのでしょうか?
私は本当にこの男性と結婚してしまったのでしょうか?

この後私の人生は大きく変りました。

。。。。続く。。。。。。クリックNEXT→

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