楽しい南の島

天国天国。

天国天国。
8月17日・その2

部屋はデラックス・ビーチ・ブレ
コテージのことを、フィジー語でブレって言うのです。
普通の日本人は、ホテルタイプの方が好きなんだって、
みんな、フロントを挟んで反対側の、2階建ての建物の方に行ってしまった。

おやおや。
私達だけなのかな???

日本語スタッフのジョージさんが、案内してくれる。
椰子の木の下を通って、敷石の上を歩いていく。
「キモチノイイヒデス。」
「そうですねぇ。」
本当に上天気。風も爽やか…。

ブレは、ノース・ビーチに面している。
賑やかなサウス・ビーチとは対照的に、とても静か。

ルーム・ナンバーは506。
高床の建物で、床下が1.5mくらいある。
入り口の脇にパンの木が生えている。嬉しい。
階段を上ると、広いテラスになっていて
白い椅子とテーブルが置いてある。

海まで歩いて2分。走ったら30秒。
ソファの正面の窓からは、大きな木の向こうに
エメラルドグリーンの海が見える。

わははは…。最高ーーーーーーー!!

ずぶぬれチビ太は、早速シャワーを浴びようとバス・ルームへ。
「ぎぇええええええええ!!」
すわ、一大事か?
「むむむむ、虫ぃーーーーーーー!!」
おお!! これは壮観!! 大量の虫がバスタブに。
ジャージャージャージャー。
「こんなの、流しちゃえばだーいじょーぶ。」
「……………。」
母は強しである。

数分後、
「おかあさぁ~ん!! タオルちょうだーい。」

はいよ、っと。
ありゃりゃりゃ? タオルはー?
無いよー。????????

タオルが無い!! 1枚も無い!! ハンドタオルしかないのよ。
ほええーん。
じっとしててね。なんとか拭くからさ。

しーかたがないから、フロントにお電話。
タオル持って来てねって。

だいぶ時間がたってから、
はにかんだ顔をしたメイドさんが、
「Thank you my friend.」
と言って、タオル一式を持ってきてくれた。

良かった良かった。

部屋の居心地が、余りにいいので
ついついのんびりと寛いでしまった。
夫は着いてからずーーーーーーっと眠ったきり、築地のマグロ状態である。

おや、もう3時だよ。
ご飯ご飯、ご飯食べなくちゃ!!
ご飯?おやつじゃないの?の時間だよねー。

島の南側にある
その名も「サウス・ビーチ・レストラン」へ。

見たことの無い植物にワクワクしながら、
芝生の庭に点在するガーデン・ブレの間の道を通っていく。
ここでもよかったかな?
椰子の木が涼しげな陰を、あちこちに作っている。

レストランには、素敵なテラスもあるんだけど
真上からギラギラ射してくる強い陽射しに
頭クラクラであきらめてしまった。
駄目だ。暑すぎだよ。

屋内は、天井が高くて、開放感いっぱい。
モビールが風に揺れている。

時間も時間だから、軽めにしようね、ということで
・クラブハウス・サンド
・ハム&チーズトーストサンド
・オレンジジュース
・ビール(フィジー・ビター・ビール、スッキリかつしっかりした味)
・マナパラダイス(ノンアルコールカクテル、つまりミックスジュースね。)
トータルでF$28.20(1F$=約83円)をご注文ね。

マナパラダイスはすごーくおいしい。
ココナツクリーム、レモネード、クリーム
オレンジ&パッションフルーツジュース、を混ぜてある。
酸味がやわらかで、ココナツの香りも強すぎず、お薦めの品です。

お皿からこぼれ落ちそうなフライドポテトにのけぞりつつ、完食。
軽めの食事(!)で、みんなのお腹ははちきれそうに…。
シシャモみたいになっている。
だって、お芋すごく美味しいんだもん。

しっかし、陽射しが強いー。強すぎるぞ!!
歩いているだけで、体内の水分がどんどん蒸発していくみたい。
人間干し芋。あるいは人間ジャーキーになりそうだよ。

天日干しシシャモと化した3人は、
ノース・ビーチ目指し、歩き始めました。

≫次ページ ワクワク、パクパク。

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