楽しい南の島

タベテハ、ネール。

タベテハ、ネール。
8月18日

おはよーーー。7時に目覚める。
早起きーーー? 今日もいい天気。

朝ご飯は、ママヌザ・レストランでビュッフェだよ。
毎朝、ここで食べることになる。

玉子料理は、目の前で作ってもらう
オムレツ、サニーサイドアップ、ダウン
目玉が2個でも、3個でも、4個でも…。

パンは、数種類のデニッシュに、クロワッサン
トーストは、食パンかホールウィートにライ麦パンをお好みで
ジャムに、はちみつ、バターも取り放題(って当たり前か…)
シリアルも色々。ドライフルーツもお好きにどうぞ。

日本人に嬉しいサラダもある。
トマト、レタス、キューリ。

このキューリ、薄切りになっているんだけど
異様に大きい、全貌はさぞ巨大なことだろう。
ふーむ。見てみたい。

お決まりのハム、ベーコン、ソーセージ。
果物はおいしいパイナップルを筆頭に、南国の味と香りが勢ぞろい、
その上、コンポートまである。

ヨーグルトも、プレーン、苺、オレンジ、アプリコットなどなど。
パックに詰まって並んでいる。
ジュースはトマト、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、
ミルク、コーヒー、紅茶もありますよ。

さすが、フィジー!なのは
お砂糖がブラックシュガーもあるところ。
サトウキビが、主な産業だからね。
この砂糖が、いい香りで、
コーヒーも紅茶(特にミルクティー)もグレードアップしちゃう!!

プールサイドのテーブルで
潮風に吹かれながら、のーんびり食べる。

植え込みの影に、猫がいた。
スラっとした容姿で、なかなかの美猫。
でも、ホテルの従業員に、追い散らされて、
すっ飛びで逃げていた。ニャオン。

午前中は、北ビーチで過ごす。
チビ太と、「堤防作り」という名の砂遊び。

「きれいなのを作ろうね!」
はいはい。
珊瑚を集めるのはだーれ? 私ね。

「大きいのにしようね!」
はいはい。
積み上げるのはだーれ? 私ね。

炎天下、結構な肉体労働ではある。
でもねー。あんまり海がきれいなので、
それが、しあわせっだったりする。

夫は、屋根付きデッキチェアで
ゴォー!ゴォーーーーーーー!!と安眠。
今日もマグロになっている。

この屋根が味わい深い。
椰子の葉で葺いてある代物。
それだけで、南国気分全開!!

静かーーーーーーー。
時間が止まっているみたい。

それでも、確実に腹は減っていく。
生きてる実感!?

サウスビーチ・レストランでお昼。
よく食べる家族である。

・スパゲッティ・ミートソース
・ステーキサンドイッチ(いつもの山盛りポテト添え)
・ハンバーガー (やっぱり付いてる山盛りポテト!!)

夫はフィジービールから離れられなくなっている。
「もう、君無しでは生きていけないんだ!!」
私も言ってもらってない台詞…。
ビールが羨ましい。ちぇっ、いいな。

サンドイッチにカレー味のピラフが付いてきて、
不思議と美味だった。
窓を抜けて吹きこむ風が心地よくて、
空はスコーーーーンと抜けている。

いいなー。いいなー。
こんな日って、いいなー。

食後、南ビーチを散歩。
遊び道具は、色々揃っているみたいだ。

なになに?
無料のアクティビティ
・シュノーケルセット
・ウインドサーフィン
・ライフジャケット
・ボビーキャット
・カヌー
・スパイボート
有料ならば、
パラセイリングやバナナボートもあるし。
フィッシングも出来るんだって。
ふーん。
シュノーケリングでもしようかな?

海の水も、透き通ってきれい。
魚がたくさんいそうな感じ。

裸足で歩くと、いい気分。
そのままずーーっと歩いていく。
北ビーチに出て、堤防のチェック。
波に洗われながらも、持ち堪えていた。

プッカシェルが、いっぱい落ちていたので、
ジャンジャン拾った。
本当に、直径5㎜くらいのまーるい貝の真中に穴が開いているの。
これを繋げてネックレスを作ったりするんだ。
ビーズみたいで、妙に納得。

部屋に登る階段の脇に、足を洗うための盥が置いてある。
水の上に、ハイビスカスの花が浮かび涼しげだ。
そんなところに、心遣いを感じてしまう。

部屋に戻って
ボーーーーーーーーーーーっとしていたら
爆睡!! メスマグロとなった。

目が覚めたら7時!!!!
ひどい母だねぇ。

急ぎママヌザ・レストランで夕ご飯。
マナ島には2軒のレストランがあるので、
交互に行ってみることにしたので、夜はママヌザとなった。

毎晩、戸外では、内容が変わるビュッフェをやっていて、
屋内はアラカルトになっている。

今夜は、とてもそそられるカレーナイト!
でも、昨日もビュッフェだったし
屋内でアラカルト料理を注文した。

・Tボーンステーキ
・フィレステーキ
・お魚のグリル…のはずが手違いでビーフがやって来た。昼夜ステーキだわ。
夫はもちろん愛するビールを注文する。
負けないように?妻はカクテルを注文する。

浅い緑色のカクテル登場!
ダークラム、ホワイトラム、ブルーキュラソー、
ココナツクリーム、パイナップルジュース使用
サーフ・パラダイスという名前。

フフフ。見た目もきれいで、味も抜群。
「ここの人、カクテル作るの上手なんだよ。」
夫は言った。

おいしい、おいしい
飲んでたら、ちょおおおおっと酔っ払い。
ヘロリーーーーン。イイ気分。

チビ太は、ステーキを食べながら、
「味噌汁が飲みたーーーーい!」
「みそしぃーーーーーーーーるぅーーーーー! なっとぉーーーーーーーーーーー!」
「うどぉんーーーーーーーーー! やきにくぅーーーーーーーーーーーーーー!」
と小声で叫んで(?)いた。
そんなに和食党だったっけ?

レセプションの外に建っている、フィジアン・ブレで夕涼み。
四隅に柱がたっていて、椰子の葉葺きの屋根。
床はよく磨きこんだ木の床。
柱に模様が彫ってある。
夜風が通りぬけていく。
「ここに泊まってもいいなー。」
「虫来るよ。」
「あっ、そうか残念。」

部屋に帰って、
チビ太に、秘伝(?)梅干タブレットを1粒与えた。
OLの頃、通勤地獄の途上で、よく口にしていたものである。
すっぱしょっぱくて元気が出るんだよん。

「………。」
じぃーーーーっとしている。
ちょっとまずいかな?

「うまあい。もっと頂戴。」
「もっとぉ!」
「もっとぉ!」

そんなに食べたらいかんよ。
砂糖に群がるありのようなチビ太を、なだめて寝かしつけた。

ケッケッケッケッ…。
今夜もヤモリが鳴いている。
さあ、寝よう。

「うーーー。うーーーー。気持ちが悪いよーーーー。」
ビールとの愛の語らいをし過ぎた夫が、目を覚ます。
気持ちが悪い時にピッタリ!

梅干タブレットを口に押し込む。
「ひーーーん。ひーーーん。お水頂戴よーーーーー。」
しばらく泣いていたけど、
今は、静かにタブレットを味わいつつ
「うーうー。」とパンツ1丁でうなっています。
「ビール、君のせいで妻に愛想をつかされたよ。」
なんて思ってるんじゃないだろうか?
わしゃ知らんよ。

さーーてと、本当に眠ろう!
明日は海の上よ!

≫次ページ ゆれゆれ波の彼方

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