・・・そして、今思うこと

・・・そして、今思うこと

妊娠した時のこと


 一度目は妊娠したと分かっても、何故か喜べず何か嫌な予感をずっと持っていました。
 そして、予感的中。
 初めて流産の疑いと言われた時正直「やっぱり・・・。」という思いが強かったと思います。
 母の事もあったので「何かあるな。」と思いましたが、産婦人科医の「1回の流産はよくあることですから。」という言葉もあり、
私が抱いた嫌な予感もあり、『今回は育たない子だったんだな』と思い、次の妊娠を待ちました。
 そして基礎体温を測り毎日一喜一憂する日々が続き・・・。2005年3月に2回目の妊娠が判明しました。
 「今回はだいじょうぶだぞ!」始めはそう思いました。
 お腹に子供がいるという実感をとても強く感じていたからです。
 ・・・でも、ある日突然その感覚がなくなりました。
 そして、前回と同じ胎芽が見えないままの流産。

 「これは、私の中に子供を育てられない何かがきっとある。」そう思いました。
 そしてネットで情報を探しまくり習慣流産外来の門を叩くきました。
 検査の結果、フォスファチジルセリンIgMという抗リン脂質が陽性でした。

 抗リン脂質抗体症候群は膠原病にも関係している病気です。
 それを聞いた時は病院のトイレで独り泣きました。
 私のせいで子供を殺してしまった。
 私はお母さんと同じようになるのだろうか。
 色々なことが頭の中でぐるぐるしていました。

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