うさぎのぴょんこ

「大の大人が　4人で　一日がかりで採った！」

と　電話が在ったのは　日曜日　夕方・・・

『わかった！　明日　帰るわね！』

泊まれんのか？

どうせ　帰って来るんは　昼頃やろ！

たいして　剥けもせん！

わしは　今晩から　寝ずに剥く！

と　相変わらずの　お言葉・・・

貴女が　寝ようが　寝まいが　知りまっせーーーん！

『多分　泊まることは出来ないと思うわ！
為るべく早く帰るようにするから・・・』

手伝いの人は　今日の収穫作業で　疲れたから
明日は来れ無いと・・・

意地の悪い嫁は、、、

『誰も帰って来ないの？』

と　再度聞く！

「誰にも言って無いから　帰ってこん！
ｕｓａｇｉさんだけや！」

あ～～～～ら　嬉しい！

特別扱いなんですね！

なかなか　電話を切ろうとせず　何回も、、、

泊まらんのか？と・・・

段々　腹が立ち、、、

『寝ずに皮剥きなんか出来ないし　仕事も在るから泊まれないわ！』

したらさ～～～

わしが　寝ずに剥けば済む事や！

って　逆切れ状態！

段々　鬱陶しくなり・・・

『じゃあ　岡山へ持って帰って剥くわ！』

「剥いたのを　送ってくれるんか？」

度厚かましい　婆だ！

『送らないよ！　お金が勿体ないじゃん！
ｕｓａｇｉんちで　干して　誰か帰る便に託けるわ！』

「まぁ　其処までしてくれんでも良いわ！
早う帰ってきて　仰山剥いてくれ！」

フンフンフーーーーーーンダ！(＠｀ω´＠)ﾌﾝｯ

最後まで　ありがとう！とか　すまない！なんて言葉は出ず・・・

こうなったら　ご飯を食べる間も惜しんで
剥き巻くってやるーーーーー！┌(;￣＾￣)┘ｶﾞﾝﾊﾞｯ

さて～～～～

早く出ましたわよ！

10時には着きましてよ！

半端無い量です・・・＼(◎o◎)／！

見ただけで　うげっ！　感じ・・・

荷物を降ろし　早速取り掛かる！

「コーヒーくらい　飲んでから　すれば良いのに！」

って言葉も　何だか空々しく聞こえましてよ！

剥いた！　剥いた！！-=≡Σ(((っ≧ω≦)っ

皆さんは　指の先が　ドクドクと　脈打った事って　あります？

ｕｓａｇｉ・・・

指が　包丁を握った形に固まり　指先が　ドクドクと・・・

いや～～～～

参ったよ・・・（|||￣△￣；）

しかし・・・

幾ら　頑張った所で　一馬力・・・

精々　300個が限界です・・・

普通の柿なら　剥き易いけど　何てったって　西条柿

歪です・・・

ヘタ（ガク？）を取って　皮を剥いて
凹んでる所を　再度　剥いて・・・

あぁぁぁぁぁーーーーーーーー！

腰が痛い！

腕が痛い！

肩が痛い！

もおーーーーーーっ！！！(*￣0￣)/

来た人　みんなに　あげれば良いのにーー！！

ドケチーーーー！

えっ！

何で　そんなに　仰山　在るんか？ってか！

そうだね！

知らない人も居るんだ！

亡義父が　出荷する為に　何本も植えたんよ！

其の義父は　出荷を待たずに亡くなったわけだけど・・・

柿の木は・・・

手入れもせず　肥料も遣らずでも
沢山の実を付けるのさ～～～

去年は　開花時期に霜に遣られ　全く実を付けなかったんだけど
其の反動なのか　今年は　軽く見積もっても　2千個！ヾ(^-^ヽ)　

いったい　如何するんでしょうねぇ・・・

勿論出荷するわけでも無く・・・

干乾びさして　廃棄処分するのが　関の山・・・

そんな　結末が見えてる作業の為に　遠路遥々帰って
愚痴を聞くのは辛い・・・

やっぱり　義母ネタは長くなるわ・・・

つづきは　後程～～～～