御園野球クラブ

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〔野球豆知識  NO.18〕


■ 夢の目標を達成するためには・・・

先日あるテレビ番組で、筑波大学(旧東京教育大学)の先生が「夢の目標を達成」に ついて公演をしていましたので、皆さんに公演の内容をお知らせします。

達成するための手順は、野球のみに限らず、入学試験や社会人になってからも 皆さんのこれからの人生にたいして、とても役に立つと思います。

〔 自信とは・・・ 〕  → セルフ・イメージ(自分自身で想像する)

多くの皆さんは結果が出て、初めて「自信」がつくと考えていますが、練習の 積み重ねで「自信」がつきます。結果は後からついてきますヨ!

練習の大切さが理解できると思います。

この練習(入学試験でも同じですが)の取り組み方について、提言(約束事)が あります。野球においては、ホームラン○○本、打率○○割、奪三振○○個 盗塁○○個、チーム成績については、○○大会優勝やベスト4などなど 入学試験では、○○校入学など、結果の目標を立てるのが一般的です。

最終目標を掲げることは良いのですが、その前に、

『目標達成するため、達成までの経過の目標を立てる!』

経過の目標が決まったら、紙に書いて下さい。この方が目標達成への近道です。

しかし、自分の能力以上の経過の目標は立ててはいけません!

過大な目標は、ギブアップへの近道になります。目標達成のため、継続ができる 経過の目標を考えて、立ててください。

〔 親 (監督やコーチも同じ) の教育について 〕

親御さんを対象に述べさせていただきますが、赤ちゃんが誕生しました。赤ちゃんの 教育は親の責任が非常に大きいものです。お母さんの 絶ゆまぬ努力や忍耐によります。

ハイハイから初めて立ったとき、また、初めて一歩を踏み出したとき お母さんの喜び 「よくやった!!」(歓喜の言葉)  皆さんは想像がつくと思います。

赤ちゃんは別として、野球をしていて「ナイス・プレー」などができたとき 監督やコーチから『褒められた』ことが多くあると思いますが、そんな時
自分自身に対しても『ナイス・プレー』と褒めてください。

〔 欠点について 〕〕

自分を含め、全ての皆さんも「欠点」を持っています。ほとんどの人は その欠点を直そうとします。

しかし、欠点を直そうとするのではなく、持っている「良い所」を伸ばす努力の方が もっと大切です。そうすれば、欠点は自然に治っていくものです。

考え方一つで、随分気持ちが変わってくると思いますが・・・一度試してみては?

上記の文章は、TVを見ながら走り書きをしたメモをまとめましたので、大学の

先生が話しておられた内容が多少アレンジされていると思います。

読まれた皆さんは、総監督が何を皆さんに語りたいのかを、理解して読んでください。








〔野球豆知識  NO.17〕


■ 高校野球への準備 ( 第一回・投げる編 )

投げる上で一番の違いは、硬式はごまかしが利かないことです。軽い軟式の場合は

多少、肘が肩のラインより下がっていても、力だけで投げることができます。しかし

硬式の場合はそれが怪我につながってしまう。ボールが重たい分、肘や肩への

負担が大きくなります。そのため、肘は肩のラインよりも上げて、正しい投げ方を

今まで以上に意識する必要があります。

 1. 「肘を上げなさい」と言っても、その感覚は理解しにくいと思います。この感覚を

   覚える練習方法は、ボールを持った手を『後頭部』に付けてから投げる練習を

    すれば、自然に肘は上ってきます。

 2. 硬式を握り始めたときは、正確に投げられる距離で、球数に注意して行うこと。

   いきなり長い距離を投げる必要はありません。球の重さに慣れるまでは、焦らず

   行うこと。また、硬いボールを投げ続けていると、指先にマメができることもあるため

   日頃から指先を、ストレートの握りの形を作った状態で、机の角を叩いたり、スピンを

   かけるイメージで引っかくトレーニングをしておくと良いですね。

 3. 硬球の重さやリリースの感覚に慣れてきたら、バンド処理の練習をして下さい。

   バンド処理は、足を使って送球をします。足と手のタイミング、リズム良く

   行ってください。

   特にピッチャーはやって欲しいです。バンド処理で、足を使ってボールを捕りに

   行き、足を使ってボールを投げる動きを繰り返すことです。このことで、自然に

   下半身から連動した投球のリズムとタイミングをつかむことができます。

    投球する距離は、捕手にコロコロと転がしてもらい、一塁、二塁、三塁への

   送球、これ位がベターです。

★ 硬球の練習を始めたら、軟式ボールの送球はできる限る行わないで下さい。

   どうしても投げなくてはならないときは、肘から先を使った「スナップスロー」を

   心掛けるように!







〔野球豆知識  NO.16〕


■ 夏バテ対策について

桜の花も散って、絶好の野球シーズンを迎えようとしています。
私は、猛暑の 季節は当たり前ですが、これから迎える5月、6月を一番注意を払って指導しています。

特にこれから迎える5月、それ程寒くなく、厚くないシーズン うっかりすると 脱水症状!
各指導者の方々も細心の注意が必要です!

本題に戻りましょう!

間もなくやってくる蒸し暑い日々 暑さへの対策 皆さんはどのように対策をしていますか?

野球選手にとって暑さへの対策はとても大切なことです。暑さへの対策をおろそかに すると試合中 バテることが多いです。

バテない工夫は?

試合前にバテておくことです。「汗」の役割は体の中にある熱を外に 出すことです。
つまり「汗」が出ている間は体の中に熱があることです。

この「汗」が出ている間がとてもきつい状態ですが、一旦「汗」が 出切ってしまうと熱が下がり、体が楽になります。
この楽になった状態で試合に臨めばある程度安定したプレーが可能!

試合前のアップが大切になってきます。

試合前の休憩時間を考慮して、チョット長めのアップ時間を取るように 心がけてください。
しっかり走って「汗」を出しバテて、ゆっくり休憩を 取ってから試合に臨むというパターンです。

〔 水分補給の注意点 〕

ウォーミングアップ後の水分補給は大切ですが、一気にガブガブと 飲まないで下さい。  (飲みたい気持ちは分かりますが・・・)
まずはうがい程度でのどを潤します。
次に一口くらい 小まめに水分の補給をして下さい。

★ 健康に留意して、暑い夏を乗り切ろう!!!






〔野球豆知識  NO.15〕


■ ランナーのスタートを切りにくくするためには

走者にスタートが切りにくいなと思わせるためには、投球の「間」を一定にしない ことです。
いくら牽制が上手でも、先制後、再度セットに入っから投球を開始する 時間(間)が同じだとスタートは切り易くなります。
要するにセットから投球までの時間に変化を持たせることです。

★ 時間の変化についてのポイント

1. ボールをキープする時間に自分自身が我慢できるかどうか?

例えば、5秒は短いと思いますが、セットでの5秒はとても長く感じます。
そうすると自分が我慢できず、焦って投げ急いでコントロールを乱したり して、
本来走者を揺さぶる行為が自分自身を揺さぶっては何もなりません。

ブルペンやシャドーピッチングで長くセットを保つ練習をして下さい。
試合で長いセットをキープすると、相手チームから自分を注目される 場合があります。
このような時は、「自分は皆に見られている!」位 楽しんで下さい。

2. 長い時間セットをキープしたとき、次の動作をワンパターン化しないこと

長いセットをキープしたときは早く投げたい気持ちになりますが、これが
ワンパターン化しますと走者は走り易くなります。

長いセット後牽制、短いセット後も牽制など色々なパターンに変えること。
走者に何時牽制がくるか分からないと思わせることです。

勿論牽制で走者をアウトにできれば最高ですね!

自由に走らせない、スタートを切らせないという目的を念頭に行うこと。

投手は走者に対して優位に立っている!

主導権は投手にあるのだ!

このことを忘れず「かけひき」を楽しんで下さい。

● 野球規則について

15秒ルールは必ず守ってください!!







〔野球豆知識  NO.14〕


■ プロ野球の練習を見るポイントについて

東北・関東大震災の影響でセ・パともに開幕が遅くなっていますが、
皆さんも 球場に足を運んで実際に観戦する機会が多いと思います。

プロの練習を見るときのポイントは、その選手が何に重点(テーマ)を置いて
その練習に取り組んでいるかを見極めることが大切です。
皆さん できる限り早く球場に行って練習を見てはいかがですか?

★ 個別の練習について

1. ランニング
しっかり汗を出して体を十分に暖めているかどうか
盗塁や守備を意識したダッシュの一歩目をチェックしているか
→足の速い選手は(盗塁するために一歩目を大切にしている!

2. 体操(ストレッチ)
ストレッチの時間や内容を見ましょう
一人一人が自分のウイークポイントしっかりケアーしたり、
投手、野手 それぞれのポジションによって内容が違っています。
→投手は筋肉の柔軟性が大切だから時間をかけて肘や型のストレッチを 行っています。

3. バティング(フリーバティング)
何処へどういう打球をうとうとしているのか?右か、センターか、ゴロか
わざと外野フライを打とうとしているのか?
→見かたは何処に打球が飛んで行ったかを見ることから始めて下さい。

4.コミュニケーション(会話)
投手と捕手、監督・コーチと選手が会話を多くとっているか?
→試合前にしっかり話をしてお互いの調子を聞いたりして、意見交換を   しています。






〔野球豆知識  NO.13〕


■ 高校野球の大会での出来事について

「頑張れ!  日本!」の選手宣誓からスタートした選抜高校野球

地方大会で全てを出しきれた選手、そうでなかった選手。
笑った選手、泣いた選手  色々な選手がいると思います。

チョット前の話で 皆さんも記憶していると思いますが、2007年夏、
阪神甲子園球場 決勝戦で破れた大阪桐蔭高校の中田選手が言った言葉

「助けてくれたメンバーに感謝している。          みんなと一緒に野球をやって楽しかった。」

こんな気持ちになることができれば、高校野球を全うしたと思います。

もっとこの仲間と野球がしたいという野球競技を超えた「強い絆」。

これが高校野球です!

これらを得るにはチームの一人、一人が同じ目標を持っている必要があります。

お互いに同じ目標を共有していることを日々確認しなくてはなりません。

それができた選手達は、もっとこの仲間と野球がしたい気持ちになると思います。

全てを出し切れなかった選手、笑えなかった選手

悔しい気持ちが溢れ出ていると思います。

悔しさを忘れるなという言葉を良く聞きますが、悔しさの直ぐ隣にいる 「感謝」や「培った絆」をこれからも忘れないで下さい。






〔野球豆知識  NO.12 〕


選抜高校野球が始まりました。今回から二回にわたり高校野球について連載します。

■ 全国の高校野球の部員について

高野連加盟の硬式野球部部員数が3年連続で過去最多を記録しましたが、 加盟校は2年連続で減少しました。

ということは、1校あたりの部員数が増えチーム内での競争が一層激しくなるので レギュラーになることは大変な時代を迎えました。

野球少年はこれまで以上に人一倍の錬習は勿論ですが、「工夫」をプラスすことが 必要になってきます。そのためには「考える」ことがとても重要になります。

自分の野球を確立できていますか?

とにかく走れば良い、とにかく筋力トレーニングをやれば良い。そうすれば スピードが速くなって、コントロールも良くなる。 このような漠然とした考え方が多いと思います。

野球豆知識  「NO.5  速球ピッチャーへの道のり」 でも書きましたが、 全ての行動をいかに野球そのものに活かすか?

普段の歩き方、食事の時の姿勢、朝起きてから夜寝るまでのじかんは全て 練習だ! このように考えてはいかがですか?

苦しいことや体を動かすことだけが練習ではありません!
日常生活の全てが練習だ!

これが『工夫』であり『考える』と思います。

皆さん 明日からではなく今日からはじめてはいかがですか?








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