misty247

misty247

2005.04.18
XML
カテゴリ: 自然を表現する文
/\/\/\[羅臼岳]/\/\/\

 「知床半島というのは細長い山脈の突出であって、殆ど平地がない」と書いてあります。ウトロから出る知床半島を巡る観光船に乗ってたことがあります。海から絶壁が立ち上がっていて、その上部から海を滝壺にして落ちていく谷川の突然の終焉のさまをたくさん眺めました。寂しげなのにエネルギッシュで荒々しい半島でした。カムイワッカという川があるのですが、そこでは湯が流れています。源泉かけ流しどころではありません。でも湯溜まりはちょっと温度が低めで寒かったのを覚えています。
 この半島の最高峰が1660mの羅臼岳だそうです。では『日本百名山』から山の情景が浮かぶ表現を抜き出してみます。

・針葉樹林の尾根の腹を捲いて、一たん硫黄で黄いろくなった沢へ下り、そこから屏風岩と呼ばれる長い大岩壁の裾に沿って急坂を登ると、ラウス平という大きな斜面に出る。ラウス平は一面匐松の褥で、その豊かな拡がりはのんびりしていて美しい。
・オホーツク側から巻きあげてくるすさまじい風の音を聞くだけであった。
・さいはての山として、北方的風貌をおびた山として、羅臼岳は私の記憶に深く残っている。

「最果て」
陸地続きの最も端の所を、国土も文化もそこで果てるものと見立てた語。東西南北それぞれに最果てがあるんでしょうけど、なぜか北方面にしか似合わないような気がするのは北国ばかり歌う演歌のせいでしょうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.04.18 00:40:22
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: